カビない滑り止めマットがほしい!選ぶべき素材とは?

お風呂場や洗面スペースなど湿気の多い場所で使用される滑り止めマット。安全性を高めるための必須アイテムである一方で、**「すぐにカビが発生してしまう」**という悩みを抱える方も少なくありません。特に、黒カビやぬめりが発生すると、見た目が不衛生になるだけでなく、かえって滑りやすくなってしまい本末転倒です。

この記事では、「カビにくい滑り止めマットを選ぶにはどんな素材が最適か?」という視点から、おすすめ素材やお手入れ方法までを徹底解説します。長く清潔に使えるマット選びのヒントが満載です。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


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目次

なぜ滑り止めマットはカビるのか?

まずは、なぜ滑り止めマットにカビが発生しやすいのかを理解しておきましょう。主な原因は以下の通りです。

  • 湿気がこもりやすい環境
  • 水はけが悪いマットの構造
  • 皮脂や石けんカスが付着する素材
  • 乾燥させる時間が取れない生活習慣

特に吸水性のある素材や、裏面に水がたまりやすい構造のマットは、乾きが遅くカビが発生しやすくなります。

カビにくい素材とは?注目すべき3つのタイプ

1. シリコン製

最もおすすめなのがシリコン製の滑り止めマットです。シリコンは撥水性が高く、水を吸い込みにくいため、乾きが早くカビの発生源となる湿気をため込みません。また、表面がなめらかで汚れがつきにくく、抗菌・防カビ加工されている商品も多く見られます。

メリット

  • 水はけが良く乾きやすい
  • 汚れがつきにくく、落としやすい
  • 変色しにくく長持ち

デメリット

  • 価格がやや高め
  • 薄手タイプはクッション性に欠けることも

2. EVA樹脂製

EVA(エチレン酢酸ビニル)素材も、滑り止めマットとして非常に優れています。クッション性があり、踏み心地が柔らかいため小さなお子様や高齢者にやさしい素材です。また水にも強く、カビの発生を抑えやすい特徴があります。

メリット

  • 弾力性が高く、安全性も◎
  • 防水性に優れ、乾きやすい
  • 比較的安価で入手しやすい

デメリット

  • 安価なものは耐久性にやや不安
  • シリコンに比べると汚れがつきやすいことも

3. ポリ塩化ビニル(PVC)

PVC製のマットもよく見かける素材のひとつです。やや硬めの質感ですが、吸盤式の滑り止めマットによく使われており、水はけも良好。防カビ加工された製品を選べば安心感がアップします。

メリット

  • 吸盤との相性が良く、ズレにくい
  • 耐水性・耐久性に優れている
  • 手頃な価格の製品が多い

デメリット

  • 表面がザラついていると汚れがたまりやすい
  • 時間が経つと変色することも

素材以外にも注目したい「構造」と「機能」

カビにくい滑り止めマットを選ぶ際は、素材だけでなく以下のような機能性も重視しましょう。

水抜き穴があるかどうか

水がたまりにくい構造になっているかどうかは非常に重要です。排水穴が多くあるマットは、水はけが良く、カビの繁殖を防ぐのに効果的です。

抗菌・防カビ加工がされているか

素材の中には、抗菌剤や防カビ剤を練り込んで加工された製品もあります。とくにAmazonやホームセンターでは、その旨をパッケージに明記しているものが多いので、選ぶ際はチェックしてみてください。

裏面が通気性の高い構造か

裏面に密着しすぎるタイプや、吸盤が多すぎるタイプは、かえって空気が抜けにくく乾きにくいこともあります。できれば「接地面積が少ない構造」を選びましょう。

カビを防ぐための使用後のお手入れポイント

どんなにカビにくい素材であっても、使い方次第ではカビてしまうのが現実です。以下のような対策を実践すれば、さらに清潔に長く使えます。

  1. 使用後は吊るす・立てかける:水切れをよくして乾燥促進
  2. 週1回程度、洗剤でやさしく洗う:皮脂や石けんカスを落とす
  3. 月に1回程度、除菌スプレーをかけて天日干し
  4. 換気をしっかり行う:浴室乾燥機があれば活用を

まとめ:長く使いたいなら「素材+構造+使い方」がカギ

カビにくい滑り止めマットを選びたいなら、以下のポイントを押さえましょう。

  • 素材はシリコン・EVA・PVCのいずれかがおすすめ
  • 水はけの良い構造、抗菌・防カビ加工を選ぶ
  • 使用後のお手入れを習慣にする

特に、**「清潔さを重視する人」や「毎日掃除する時間が取れない人」**にはシリコン製が最も適しています。一方、コスパを重視したいならEVA製、バランス型を求めるならPVC製が無難です。

カビ知らずの快適なバスライフを実現するために、ぜひ素材選びから見直してみてください。

この記事を書いた人

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