SHARE:

バスマットが滑るのはなぜ?滑り止めが効かない原因から直す

お風呂上がりの足元を受け止めるバスマットは、どの家庭の脱衣所にも当たり前にあるものです。しかし、「踏んだ瞬間にマットごとズルッと動く」「裏の滑り止めが最初のうちしか効かない」という悩みを抱えている人は少なくありません。

濡れた床で足を取られれば、転倒して思わぬけがにつながることも。

小さな子どもや高齢者がいる家庭なら、なおさら放置できません。

本ページでは、バスマットが滑る原因の見分け方・原因別の対処法・買い替えるときに見るべき点まで、順を追って解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

バスマットが滑る原因は床側とマット側の両方にある

原因は1つではありません。よくある順に見ていきます。

床が濡れている

いちばん多い原因です。

脱衣所の床に水が広がっていると、マットの裏と床の間に薄い水の膜ができます。

この状態では、どんな滑り止め加工でも摩擦が落ちる。

前に入った人の足跡が残っているだけでも起きます。

裏面の滑り止めが劣化している、または汚れている

裏に点状のゴムや樹脂が付いたタイプは、使ううちに皮脂・石けんカス・洗剤の残りが付着します。

ゴムが硬くなって光沢が出てきたら、摩擦は当時より落ちていると考えてよいでしょう。

洗濯時の柔軟剤も、裏面をすべりやすくする原因になります。

床材との相性

タイル、ツルツルした塩ビシート、コーティングされたフローリングは、そもそも摩擦が小さい床です。同じマットでも、脱衣所の床材が変わればズレ方は変わります。

マットが軽い・小さい

薄手で軽いマットは、足を乗せる位置が端に寄っただけでめくれます。面積が小さいほど、体重のかかり方が偏りやすい。

表面が濡れて足裏が滑る

マットは動いていないのに滑る場合はこちらです。

吸水が追いつかず表面に水が残っている、あるいは表面がつるりとした素材で、濡れた足裏との間に水膜ができている状態。

珪藻土のように硬い板状のものは、吸水しきれないほど水がかかると表面で滑ることがあります。

どこで滑っているかを見分ける

切り分けは家でできます。順に確かめてください。

確かめること結果考えられる原因
滑った直後にマットの位置を見るずれている・めくれている床とマット裏の摩擦不足
同上元の位置のままマット表面と足裏の水膜
乾いた床に敷き、乾いた足で踏む動かない床の水が主因
同上それでも動く裏面の劣化、または床材との相性
マット裏を指でこするぬるつく・つるつるする洗剤や柔軟剤の残留

もう一つ。

家族の中で特定の人だけが滑ると言うなら、体重や歩幅、浴室から出るときの勢いが関係している可能性があります。

高齢の家族が滑るなら、マットの問題として片づけないほうがいい。

原因別に効くバスマットの滑り止め対処

床の水が原因のとき

敷く前に床を拭く。

これだけで変わる場合があります。

浴室から出る前に体の水を切る習慣も効きます。

マットを敷きっぱなしにせず、使ったら立てかけて床も乾かすと、翌日の状態が変わってきます。

裏面の汚れ・洗剤残りが原因のとき

裏面を水でよくすすぎ、しっかり乾かします。

洗濯するなら柔軟剤は使わない。

乾燥機の高温でゴムが縮んだり硬化したりする製品もあるため、洗濯表示は確認してください。

すすいでも光沢が戻らないほど硬化していたら、加工の寿命と考えたほうが早いです。

床材との相性が原因のとき

マットの下に滑り止めシートを挟む方法があります。

ただし床材によっては注意が必要。

クッションフロアや無垢材、ワックス面では、シートの成分が移って変色したり、表面が剥がれたりすることがあります。

使う前に家具の陰など目立たない場所で数日試してください。

両面テープで床に直接貼る方法は、後述のとおりおすすめしません。

表面で足が滑るとき

吸水が追いついていないので、乾いた面を踏める状態にするのが先です。

家族の人数が多いなら、1枚を使い回すより交換するか、吸水量の多いものに替えるほうが現実的でしょう。

乾きの早さは素材と厚みで決まるという速乾バスマットの見方を押さえておくと、次の1枚を選びやすくなります。

浴室の中で滑っているとき

脱衣所ではなく浴室内なら、対策は別ものです。

吸盤式は平らでツルツルした面ほど吸着しやすく、凹凸のある床では効きにくい。

吸盤式と敷くだけ式の違いを介護視点で比べた記事で、自宅の浴室の床に合うほうを確かめてください。

対処しても直らないバスマットに考えられること

裏面をきれいにして床も乾かしたのに動く。

その場合は加工そのものが寿命です。

点状ゴムがちぎれている、縁が波打っている、洗濯を繰り返して生地が薄くなっている。

どれか当てはまれば買い替えの目安になります。

もう一つ、置き場所を疑ってください。

ドアの開閉方向に沿って敷いていると、ドアが当たって少しずつ動きます。

浴室の出口から遠すぎる位置も危ない。

濡れた足で床を1歩踏んでからマットに乗る形になり、床側が濡れ続けます。

高齢の家族や小さな子どもが使う場所では、マットだけで解決しようとしないでください。

手すりや浴室内の足元の対策と組み合わせる必要があります。

子ども用バスマットは転倒対策から考えるという視点は、大人の脱衣所にもそのまま当てはまります。

買い替えるなら滑り止めのどこを見るか

次の1枚を選ぶときの条件を挙げます。

裏面の加工

全面ラバーか、点状の滑り止めか。面で接するほうが動きにくい傾向があります

サイズ

浴室の出口幅より広いこと。両足が確実に乗る面積があるか

重さと厚み

軽く薄いものはめくれやすい。ただし厚いほど乾きは遅くなります

洗濯できるか

裏面ゴムのある製品は洗濯機や乾燥機の可否が分かれます

床材との相性

クッションフロアや無垢材なら、ゴム裏の色移りにも注意

タイプそのものを変える手もあります。

布製と珪藻土の違いを乾きやすさと手入れで比べた記事で、自宅の使い方に合うほうを確かめてください。

珪藻土は重さで動きにくい反面、割れや表面の目詰まりという別の問題が出ます。

手軽に試したいなら100均から始める選択肢もあります。

ダイソーのバスマットの吸水と乾きやすさを見ておくと、サイズ感の見当がつきやすい。

取扱いは店舗や時期で変わるため、在庫は現地で確認してください。

よく紹介されるが効きにくい方法

正直に書きます。次の方法は、期待したほど効かないことが多いものです。

両面テープで床に貼る

一時的には止まります。

しかし水がかかる場所なので粘着が弱り、はがすときに床材の表面を持っていくことがある。

クッションフロアや賃貸の床では特にリスクが高い。

原状回復を前提にするなら選ばないでください。

マットを濡らして床に吸着させる

水膜で一時的に密着するように感じますが、体重がかかると同じ水膜が潤滑剤になります。乾いた床に乾いたマット、が原則です。

家具用の滑り止めジェルを流用する

乾いた場所で家具の脚を固定する用途の製品です。

水と皮脂が常にかかる脱衣所では、粘着面に汚れが付いて効果が落ちやすい。

床に成分が残ることもあります。

マットを二重に重ねる

上のマットが下のマットの上で滑るだけです。重ねるなら、下は滑り止め専用のシートにしてください。

よくある質問

洗濯したら滑るようになりました

柔軟剤が原因の可能性があります。

裏面に成分が残ると摩擦が落ちる。

柔軟剤なしで洗い直し、よくすすいで完全に乾かしてから使ってください。

それでも戻らなければ、乾燥機の熱でゴムが変質した可能性もあります。

滑り止めシートは賃貸で使っても大丈夫ですか

床材によります。

クッションフロアやワックス仕上げの床では、変色や表面の剥離が起きることがある。

家具の裏など目立たない場所に数日置いて、跡が残らないか確かめてから広い面積で使ってください。

足裏の皮がむけたりかゆくなったりします

洗剤の残留や乾燥だけが原因とは限りません。かゆみ、ただれ、痛みが続く場合は自己判断で対処せず、皮膚科に相談してください。

まとめ

バスマットの滑りは、マットごと動くのか、足だけが滑るのかで対処が分かれます。

前者なら床の水と裏面の状態、後者なら吸水量。

まず床を拭き、裏面をすすいで乾かす。

ここまでで直る例は少なくありません。

それでも動くなら、滑り止め加工の寿命か、床材との相性です。

買い替えるときは裏面の加工・サイズ・重さの3点を見てください。

そして、高齢の家族が使う場所なら、マット単体ではなく手すりを含めた足元全体で考えることをおすすめします。

セリアのバスマットのサイズと吸水力のような小さめの製品は、置き場所が限られる洗面所では扱いやすい

一方、面積が足りないとめくれやすくなる点に注意が必要です。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
あなたへのおすすめ