ジョイントマットのカビ対策|梅雨でも快適に使う方法

梅雨の時期になると、室内の湿気が高まり、カビが発生しやすくなります。特にジョイントマットは床との間に湿気がこもりやすく、知らぬ間に裏側がカビだらけ…というケースも珍しくありません。

小さな子どもやペットがいる家庭では、健康面のリスクも無視できず、こまめなお手入れや予防が重要です。

この記事では、ジョイントマットにカビが発生する原因と、その対策・予防法、梅雨時でも快適に使い続けるための具体的なアイデアをご紹介します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

ジョイントマットにカビが発生しやすい理由

ジョイントマットはクッション性や防音性に優れた便利なアイテムですが、以下のような特徴がカビの原因になりやすいとされています。

  • 通気性が悪い:マットと床の間に空気がこもりやすい構造
  • 湿気を吸収しやすい環境:洗濯物の部屋干し、結露など
  • 密閉空間が多い:家具の下や壁際に敷いたまま放置しがち
  • 水分が染み込みやすい:飲み物やペットの粗相などの放置

このような条件が重なると、マットの裏面や床面との接地部にカビが発生しやすくなります。

カビを防ぐための基本的な対策

1. 定期的にマットを外して乾燥させる

もっとも効果的なのは、「時々はがして風通しを良くすること」です。最低でも1〜2週間に1回はマットをめくって、床と裏面をしっかり乾燥させましょう。晴れた日に立てかけて陰干しするのが理想です。

2. 湿気がこもりやすい場所には敷きすぎない

  • 壁際
  • 大型家具の下
  • 窓の近くや結露が出やすい場所

これらの場所は湿気が逃げにくく、特に注意が必要です。敷く面積を調整する、家具下は避けて配置するなどの工夫が効果的です。

3. 除湿器・サーキュレーターの併用

湿度が高い時期は、部屋の除湿対策も同時に行うことで、カビのリスクを大きく減らせます。

  • 除湿器で湿度を50%前後にキープ
  • サーキュレーターで床とマットの間に風を通す
  • エアコンの除湿モードを上手に活用する

こうした家電を併用することで、マット自体が湿気を吸収するリスクを軽減できます。

4. マットの下に防湿シートやすのこを敷く

マットの下に防湿シートやすのこ状の通気素材を敷くことで、床とマットの間に空気の通り道を作り、湿気がこもるのを防げます。

  • 防湿シートは薄手で敷きやすい
  • すのこ状シートは湿気を逃がしやすくカビ予防に◎

とくに湿気のこもりやすい木造住宅や1階の部屋では、このひと手間が効果絶大です。

使いやすさとお手入れのしやすさを考慮したマット選び

撥水加工された素材を選ぶ

EVA樹脂やPE素材のジョイントマットのなかには、撥水性に優れたものもあります。飲みこぼしや水気のある環境でも吸収せず、すぐ拭き取れるため、カビの発生を防げます。

フチ付きタイプやカバー付きマットもおすすめ

マットのつなぎ目から水分やホコリが入り込むのを防ぐために、フチ付きタイプや布カバー一体型の製品も便利です。洗濯可能なカバーを併用することで、衛生的な環境を保てます。

もしカビが発生してしまったら?

発見が早ければ、市販のアルコールスプレーや中性洗剤で拭き取って対応できますが、カビが奥まで染み込んでいる場合は潔く交換を検討したほうが安全です。

特に小さなお子さんがいる家庭では、見えないカビの胞子が健康リスクとなるため、「見つけたら即処置」が基本です。

  • 軽度のカビ:アルコール除菌シートでふき取り、陰干し
  • 重度のカビ:該当部分を取り外して交換

また、カビの原因が部屋全体の湿度である場合は、根本的な除湿対策も見直しましょう。

まとめ|湿気対策で梅雨時でも清潔・快適に

ジョイントマットは便利な反面、湿気がこもることでカビが発生しやすい一面もあります。梅雨の時期には、ちょっとした手間をかけることで清潔な状態を保つことができます。

  • 定期的な換気とマットの陰干し
  • 防湿シートや除湿器の活用
  • 撥水素材や通気性の高い構造のマットを選ぶ
  • カビが出たら早めの対応

このようなポイントを押さえて、梅雨の時期も安心・快適にジョイントマットを活用してください。快適な床環境は、家族の健康にもつながります。

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