100均のジョイントマットは使える?コスパ検証レビュー

床を保護したり、足音を和らげたりと、便利なジョイントマット。
最近では100円ショップでも手に入るようになり、「これで十分では?」と思う方も多いはずです。

しかし実際のところ、100均のジョイントマットは本当に使えるのでしょうか?この記事では、実際に使用してみた視点から、価格・品質・耐久性・使い勝手などの面で徹底レビューし、コストパフォーマンスの観点で評価していきます。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

100均ジョイントマットの基本スペック

  • 主な素材:EVA樹脂
  • サイズ:30×30cmが基本(厚さは6〜8mm)
  • カラー:ベージュ・ブラウン・グレーなどのベーシックカラー中心
  • 枚数:1枚ごとのバラ売りが多い(4〜6枚セットも一部店舗にあり)

価格は当然ながら1枚100円(税別)。必要な分だけ買い足せるため、初期コストはかなり抑えられます。

実際に使ってわかったメリット

1. とにかく安くて手軽

「とりあえず床を保護したい」「短期間だけ使いたい」という場合には最適です。
1㎡あたり約9〜12枚程度必要なので、数百円で2畳程度のスペースをカバー可能です。

2. デザインがシンプルで部屋になじむ

ダイソーやセリアでは無地の木目調タイプも販売されており、リビングや寝室にもなじみやすい印象。特に目立たせたくない床保護用途には十分使えます。

3. 必要な量だけ買える

大きなパック売りと違って、必要なぶんだけ買えるため、「部分的にだけ敷きたい」「汚れたところだけ交換したい」といった使い方にも便利です。

100均ジョイントマットのデメリット

1. 耐久性はやや不安

素材自体が薄めで柔らかく、重たい家具の下に敷くとすぐに跡がついたり、つぶれてしまうことがあります。長期使用や高頻度の踏み込みにはあまり向いていません。

2. サイズに若干のバラつきがある

同じ商品でも個体差によりピースの噛み合わせにズレが出ることがあります。広範囲に敷くと目立ちやすく、整った見た目に仕上げるのは難しい場合も。

3. 色落ち・反り返りが発生することも

直射日光が当たる場所に長期間敷いていると、変色や反り返りが起きやすい傾向にあります。日当たりの良い部屋では注意が必要です。

向いている使い方

  • 一時的な床保護(引っ越し時・リフォーム前など)
  • 子どもの工作・お絵かきスペースの下に敷く
  • ペットの食器周辺などの汚れ防止
  • 椅子や机の脚下のキズ防止

これらのような**「高機能は求めないが、床をちょっと守りたい」**という目的には、100均ジョイントマットは非常にコスパの良い選択肢です。

100均マットの比較:ダイソー・セリア・キャンドゥ

店舗デザインの種類厚みの違い在庫の安定性
ダイソー多め(木目調などあり)やや薄め(6〜7mm)店舗による差あり
セリアベーシック中心標準(約8mm)比較的安定
キャンドゥシンプル無地中心標準(約8mm)品揃えはやや限定的

店ごとに扱っているマットの種類が異なるため、好みや用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

高価格帯のマットとどう違う?

100均マットと市販の高機能マット(例えば防音性や耐久性に優れたマット)では、以下のような違いがあります。

比較項目100均マット高機能マット
価格◎ 非常に安い△ 数千円〜1万円超も
厚み△ やや薄い◎ 選べる(8mm〜20mm)
耐久性△ 摩耗しやすい◎ 長持ちする設計
機能性× 特になし◎ 防音・防水・抗菌など多機能
美観○ シンプル◎ デザイン性も高い

コスパ重視なら100均、機能重視なら市販品という選び分けが基本になります。

結論|100均ジョイントマットは「使い方次第」でアリ!

100均のジョイントマットは、価格の安さと手軽さという面で非常に魅力があります。一方で、耐久性やフィット感においては限界もあるため、使い方を割り切って使うことがポイントです。

短期間の利用や部分使い、汚れてもすぐ交換できるような状況であれば、コスパは非常に優秀です。

しっかりした防音や断熱が欲しい場合には、もう一段階上のマットを検討するのが無難ですが、まずは100均で試してみるのも十分価値があります。

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