洗濯機や冷蔵庫の下に!防水&通気性に優れたかさ上げ台まとめ

洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、設置してしまうと簡単に動かせず、掃除や湿気対策が難しくなりがちです。また、長期間設置したままだと床に湿気がこもってカビが生えたり、騒音や振動が気になったりといったトラブルも発生します。
そんな悩みを解消してくれるのが、「かさ上げ台」です。特に防水性と通気性を備えたタイプは、床の保護・家電の寿命延長・掃除のしやすさ向上に大きく貢献してくれます。
この記事では、洗濯機や冷蔵庫の下に設置するかさ上げ台のメリットや選び方のポイント、おすすめのアイテムについて詳しく紹介します。
洗濯機・冷蔵庫にかさ上げ台が必要な理由
1. 床の湿気・結露対策になる
冷蔵庫の裏や洗濯機の下は湿気がこもりやすく、結露によるカビや床材の劣化が心配されます。かさ上げして空気の通り道を作ることで、湿気を逃がしやすくなり、カビ対策にも効果的です。
2. 床の傷・へこみを防げる
家電の重さでフローリングやクッションフロアが傷つくのを防ぐためにも、重量を分散して支える台座は有効です。特に賃貸物件では、原状回復の観点からも設置を検討したいポイントです。
3. 掃除がしやすくなる
かさ上げ台を使えば、床と本体の間に隙間ができるので、掃除機や雑巾が入りやすくなります。ホコリや髪の毛がたまりがちな場所でも、定期的に清掃しやすくなります。
4. 防音・防振にも役立つ
洗濯機の脱水時の揺れや、冷蔵庫のコンプレッサー音が床に響くのを軽減するには、クッション性のあるかさ上げ台を使用するのが有効です。集合住宅などで音が気になる場合にも適しています。
かさ上げ台の種類と特徴
用途や設置スペースに応じて、選ぶべきかさ上げ台のタイプは異なります。
固定式のブロック型(四隅タイプ)
- 家電の脚4点をそれぞれブロックに乗せるタイプ
- 高さ5〜10cm前後の調整が可能
- 耐荷重が高く、冷蔵庫や大型洗濯機にも対応
- 滑り止めや防水加工が施されているものも多い
フレーム型(組み立て式台座)
- スチールパイプなどを使って長さを調整できる枠組み式
- キャスター付きで移動が可能なモデルもある
- 洗濯機・冷蔵庫の脚間サイズに合わせて自在に対応
- 底面にメッシュや排水穴があり通気性が高い
プレート+吸収パッド型
- 薄型でシンプルな構造
- 底面に防水・防振素材を使用
- 家電の下に敷くだけで振動や結露によるダメージを軽減
- 高さはあまり出ないが省スペースに向いている
かさ上げ台を選ぶときのチェックポイント
1. 耐荷重
- 洗濯機:約50〜80kg(乾燥機付きは100kg近い場合も)
- 冷蔵庫:内容物を含めて100kgを超えることも
本体重量+中身を想定した耐荷重を満たしているかを必ず確認しましょう。
2. 水回りに強い素材か
- 洗濯機用には、防水性・防サビ性の高いプラスチック製やステンレス製が安心
- 冷蔵庫でも結露対策として、防水加工済みの製品を選びましょう
3. 通気性・排水性
- 湿気がこもらないよう、台座の下部に空気の通り道があるかどうかは重要
- 洗濯機下の排水口にアクセスしやすい構造も便利です
4. 設置のしやすさ
- 重い家電を持ち上げずに設置できるか
- 高さ調整が工具なしで可能か
- キャスター付きかどうか(頻繁に移動するかによって)
洗濯機・冷蔵庫で使えるおすすめのかさ上げ台例
※具体的な製品名の代わりにタイプ・特徴を記載します(Amazonリンクなし)
高耐久プラスチック製ブロック型
- 各脚にセットして使う4点セットタイプ
- ゴム製の滑り止めと防水加工が施されており、水回りでも安心
- 耐荷重200kg以上で大型家電にも対応
ステンレス製スライド式フレーム
- 脚幅に合わせて伸縮調整可能
- メッシュ構造で通気性抜群
- キャスターとストッパー付きで掃除のときも便利
防水ゴムマット+吸収パッドタイプ
- 省スペースでも使いやすい薄型設計
- 結露や床材の腐食対策に有効
- 冷蔵庫下に敷くだけでOK
まとめ|洗濯機・冷蔵庫の下にも“空間と対策”を
洗濯機や冷蔵庫は、日々の生活に欠かせない存在ですが、設置場所のメンテナンスは後回しになりがちです。かさ上げ台を取り入れることで、通気・防水・防振といった効果を得ながら、家電と住まいを長く清潔に保つことができます。
- 湿気・カビ対策には通気性重視の台座を
- 重量物には耐荷重設計された製品を
- 掃除のしやすさ、床の保護にも貢献
小さな工夫で、大きな効果が得られるのがかさ上げ台の魅力です。洗濯機や冷蔵庫の下が気になる方は、ぜひ一度検討してみてください。