ジョイントマットのズレ・浮き防止に効く便利グッズまとめ

ジョイントマットは、フローリングの保護・防音・断熱など多くの利点を持つ便利アイテムですが、「時間が経つとズレてくる」「端が浮いてきてつまずきそう」といった悩みも少なくありません。
特に小さなお子さんがいる家庭や、日常的にマットの上を行き来する環境では、つなぎ目の浮きやズレがストレスになることも。
そこで今回は、ジョイントマットのズレや浮きを防止するための便利なグッズや対策アイデアを紹介します。マットを安全・快適に使い続けるために、ぜひ取り入れてみてください。
なぜジョイントマットはズレたり浮いたりするのか?
ジョイントマットがズレたり浮いたりする主な原因には、以下のようなものがあります。
- 人の出入りが多く、踏みしめるうちに動いてしまう
- マットの連結が緩くなってくる
- 床との摩擦が弱く、滑りやすい素材になっている
- 湿気や気温の変化によって素材が伸縮する
- 端が浮いてひっかかりやすくなる
特に床が滑りやすい素材(フローリングやクッションフロアなど)の場合は、しっかりとした対策が必要です。
ズレ・浮きを防ぐための便利グッズ
1. すべり止めシート(下敷きタイプ)
もっとも手軽で効果が高いのが「すべり止めシート」です。マットの下に敷くだけで、摩擦が増してズレにくくなります。
- ハサミでカットできる自由なサイズ
- 安価で取り入れやすい
- マット全体に敷く必要はなく、端や中央だけでも効果的
特に、リビングやダイニングなどよく歩く場所では効果を実感しやすくなります。
2. 両面テープ(弱粘着タイプ)
裏面に弱粘着タイプの両面テープを貼り付けて、床とマットを固定する方法です。しっかりと固定でき、浮きやズレを抑えられます。
- 賃貸向けには「はがせるタイプ」がおすすめ
- 繰り返し使えるジェルタイプも人気
- コーナーだけの使用でもOK
注意点としては、テープの素材によっては床材に跡が残ることもあるため、事前に目立たない部分で試すのが安心です。
3. ジョイントマット専用すき間テープ
マット同士の隙間に挟み込んでズレや浮きを抑える専用テープもあります。端から浮き上がりにくくするための補助として有効です。
- 柔軟性のある素材で密着力が高い
- コーナーやフチ部分の浮き防止に特化
- 小さなお子さんや高齢者のつまずき防止にも
特に端に沿ってぐるりと貼ることで、美観の維持にもつながります。
4. 固定用コーナーパーツ・エッジカバー
マットの端に取り付ける「L字型」「スロープ型」のパーツを使えば、浮き上がりやズレを防ぎながら、見た目もスッキリと整います。
- スロープ形状でつまずきを予防
- 部屋の仕切りとしても使える
- マットの端が劣化しにくくなる効果も
高級感のある部屋に仕上げたい方や、家具との境界を整えたい方にも人気です。
5. フレームタイプのマットベース
部屋全体にマットを敷く場合は、マット自体を“枠”で囲ってしまう方法もあります。市販のマットベースやDIYフレームで囲うことで、ズレの心配が激減します。
- 重量家具がある場合にも効果的
- マットの美しい形をキープできる
- 広範囲に敷く場合におすすめ
フレーム素材は木製・金属・合成樹脂などがあり、インテリアに合わせて選ぶとよいでしょう。
使い方の工夫でズレを最小限に
グッズを使うだけでなく、敷き方にも工夫を加えるとズレ防止効果が高まります。
壁に沿って敷く
ジョイントマットは「壁に押し当てる」ように敷くことで、動きを抑えることができます。部屋の中央から敷き始めるよりも、片側を固定した状態で敷いていくと安定しやすくなります。
家具で一部を固定する
マットの上に重い家具(ソファ・棚・テーブルなど)を置くことで、全体が安定しやすくなります。角が浮きやすい場合には、家具の脚で端を押さえる方法もおすすめです。
まとめ|ズレ・浮き対策で安全&ストレスフリーに
ジョイントマットは便利な一方で、ズレや浮きによる見た目の乱れや安全面の不安もあります。しかし、すべり止めシートや両面テープなどの便利グッズを活用することで、こうした問題はしっかり解消できます。
毎日の暮らしを快適にするためにも、マットのズレや浮きが気になったら早めに対策を講じましょう。使う場所や生活スタイルに合わせて、最適な方法を選んでみてください。