玄関マットの正しいお手入れ方法と頻度

毎日使う玄関マット。靴裏の泥や砂、雨水、ホコリなどを受け止め、室内を清潔に保つ大切な役割を担っています。しかしその分、玄関マット自体はどんどん汚れていき、放置するとカビや雑菌の温床にもなりかねません。

「気づいたら黒ずんでいた」「ニオイが気になるようになった」そんなトラブルを防ぐには、定期的で適切なお手入れが欠かせません。

この記事では、玄関マットを長持ちさせ、清潔に保つための正しいお手入れ方法と、素材別・季節別に適したお手入れ頻度を詳しくご紹介します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

玄関マットが汚れる原因

玄関マットには、見えない汚れが日々蓄積されています。

  • 靴底についた泥・砂・雨水
  • ペットの足跡や毛、皮脂汚れ
  • ホコリ、花粉、排気ガスなどの空気中の微粒子
  • 湿気によるカビや雑菌の繁殖

見た目ではあまりわからなくても、玄関マットは家の中で最も汚れやすいアイテムのひとつなのです。

お手入れの基本は「こまめな掃除+定期的な洗浄」

玄関マットのお手入れは、大きく分けて2段階。日々のちょっとした手入れと、定期的なしっかり洗浄の両方が必要です。

日常的なお手入れ方法:

  • 週に1〜2回、掃除機やほうきで表面のホコリやゴミを取り除く
  • 天気の良い日に裏返して叩き、内部の砂や泥を落とす
  • 濡れたら放置せず、風通しの良い場所でしっかり乾かす
  • 消臭スプレーや除菌スプレーを適宜使用するのも効果的

定期的なお手入れ方法(洗浄):

  • 月に1回を目安に丸洗いまたは手洗いをする
  • 洗える素材なら洗濯機、そうでない場合は手洗い+陰干し
  • 洗えないタイプは濡れ雑巾で拭き取り+しっかり乾燥させる

素材別の洗い方と注意点

玄関マットの素材によって、お手入れ方法は変わります。洗濯表示をよく確認して、適切な方法で洗浄しましょう。

マイクロファイバー・ポリエステル素材
→ 洗濯機OKのことが多く、洗いやすい
洗濯ネットに入れ、弱水流・中性洗剤で洗うのが基本。乾燥機は避け、風通しの良い場所で陰干しを。

コイル・ラバー・PVC素材(屋外用)
→ 水洗いがおすすめ
ホースやバケツで水をかけて汚れを流し、ブラシでこすり洗い。洗剤を使う場合は中性タイプを薄めて使用。しっかり乾かすのがカビ防止のコツ。

天然素材(ココヤシ・麻など)
→ 洗濯機はNG。乾拭き+天日干しで対応
水分に弱いため、濡らすのは避けましょう。こまめな天日干しで湿気とニオイ対策を。

ウール・綿混などの厚手マット
→ 手洗いまたは専門クリーニングが安心
型崩れしやすく乾きにくいため、洗浄後は平干しでしっかり乾燥を。脱水は短時間に抑えると長持ちします。

季節によるお手入れのポイント

梅雨・夏の湿気対策

  • 湿気がこもりやすいため、乾燥を意識したケアが必須
  • 雨の日は玄関マットを2枚交互に使い、乾かしながらローテーションすると◎

秋・冬の泥汚れ対策

  • 砂や泥が持ち込まれやすい時期。掃除機や叩き出しをこまめに
  • 外で干す機会が減る分、除菌スプレーや室内干しを活用

花粉・ほこりが多い春先

  • 靴裏に花粉が付きやすいため、マット表面をこまめに掃除機がけ
  • 水洗いで花粉や粒子を流し落とすのも効果的

お手入れ頻度の目安(素材・季節別)

使用環境掃除機・叩き丸洗い(or拭き掃除)
屋内用(標準家庭)週1〜2回月1回程度
屋外用(泥・雨多め)週2〜3回2〜3週間に1回
ペットや子どもがいる週2〜3回週1回を目安
梅雨・夏の湿気が多い時期毎日軽く乾拭き2週間に1回

汚れの程度や使用状況によって、柔軟に調整しましょう。

交換のタイミングも見逃さない

どんなに丁寧に手入れしても、玄関マットは消耗品。次のような症状が見られたら、買い替えを検討しましょう。

  • マットの弾力がなくなってきた
  • 汚れが落ちにくく、色あせが目立つ
  • カビ臭や湿っぽさが残る
  • 滑り止めが機能していない
  • 毛が抜ける、ほつれている

一般的には、屋内用で1〜2年、屋外用で半年〜1年を目安に交換すると、衛生面も安心です。

まとめ

玄関マットは、家の第一印象を決めるだけでなく、清潔な暮らしを支える大切な存在です。小まめな掃除と定期的な洗浄をセットで取り入れることで、ニオイ・カビ・汚れを防ぎ、快適な空間を保つことができます。

素材や季節、家族構成に応じたお手入れ習慣を身につけて、玄関から始まる“気持ちいい暮らし”を手に入れてみてください。お気に入りのマットも、正しいお手入れで長く大切に使えます。

この記事を書いた人

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