初めてのコルクマット選び|失敗しないためのポイントまとめ

赤ちゃんのいる家庭や、賃貸の床保護、防音・断熱対策などに人気の「コルクマット」。ナチュラルな見た目と機能性で注目されている一方、「どれを選べばいいの?」「失敗したくない」という声もよく聞かれます。

この記事では、コルクマットを初めて選ぶ人に向けて、失敗しないために押さえておきたいポイントや注意点をわかりやすく解説します。購入前にチェックすることで、使ってから後悔しない満足のいく選択ができます。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

コルクマットってどんなもの?

コルクマットは、コルク樫の樹皮を使った自然素材の床マットで、表面がコルク、裏面や中材にEVA樹脂などのクッション素材を組み合わせた構造になっています。主にジョイント式で、好きな大きさや形に合わせて敷くことができます。

防音性・断熱性・クッション性に優れており、子どもやペットのいる家庭で特に支持されています。

失敗しないコルクマット選びの7つのポイント

1. 使用目的を明確にする

まずは、コルクマットを使いたい目的をはっきりさせましょう。

  • 赤ちゃんの安全対策(転倒・防音)
  • 床のキズ防止
  • 冬場の床冷え対策
  • ペットの滑り防止
  • 賃貸の原状回復対策

目的が明確になると、厚みや材質、表面加工の種類など選ぶべきポイントが見えてきます。

2. 厚みは何ミリがベスト?

一般的なコルクマットの厚みは8mm前後ですが、目的によっておすすめの厚みは異なります。

  • 5mm〜7mm:家具の下や狭い空間向き。段差が出にくく扱いやすい
  • 8mm〜10mm:標準的で防音性・クッション性のバランスが良い
  • 10mm以上:赤ちゃんの転倒対策や賃貸の床保護に最適。やや重みがあり存在感もある

赤ちゃんがいる場合や賃貸で床をしっかり守りたい場合は、厚手タイプを選ぶのがおすすめです。

3. サイズとカットしやすさも要チェック

部屋の形や家具配置に合わせて敷くには、ハサミやカッターで簡単にカットできるかどうかが重要です。製品によっては切りにくいものもあるため、レビューや説明を参考にしておくと安心です。

また、30cm角・45cm角・60cm角などサイズ展開も異なるので、敷く場所に合わせて選びましょう。

4. 表面のコーティングや滑り止め加工を確認

コルクの表面は意外と繊細です。撥水加工や防滑加工がされているかどうかで耐久性やメンテナンスのしやすさが変わります。

水回りで使うなら「撥水・防水仕様」
ペットがいるなら「滑り止め加工」
汚れやすい場所では「表面コーティング済み」

など、使用環境に応じて仕様を確認しましょう。

5. 防音・断熱性は厚みと素材に比例する

「防音」「断熱」の性能は、基本的に厚みと中材に使われているEVAなどの素材の品質によって左右されます。

防音性を重視する場合は、厚みが8mm以上あり、密度の高い素材を使っている商品を選ぶと効果的です。特に賃貸マンションや集合住宅では、防音性能が重要なポイントになります。

6. 部屋全体に敷く?部分使いにする?

コルクマットは、部屋の一部にだけ敷く「部分使い」と、壁から壁まで敷き詰める「全面使い」の2パターンがあります。

  • 部分使い:コストを抑えられ、設置・掃除も楽。汚れた部分だけ交換しやすい
  • 全面使い:床全面を保護でき、見た目がスッキリ。断熱効果・防音効果も高い

どちらにするか事前に決めておくことで、必要な枚数やレイアウトもスムーズに計画できます。

7. ニオイ・アレルギーが気になる人は品質にも注目

コルクマットは天然素材ですが、製品によっては接着剤や加工材にニオイが残っていることも。小さなお子さんやペット、アレルギーのある人がいる場合は、

  • ホルムアルデヒド検査済み
  • ノンホルムタイプ
  • VOC(揮発性有機化合物)対策済み

などの記載がある安全性の高い製品を選ぶのが安心です。

よくある失敗例とその回避方法

Q1:椅子の脚で表面がボロボロに…?
→椅子の移動が多い場所では、脚カバーやチェアマットと併用すると摩耗を防げます。

Q2:敷いた直後にニオイが気になる…
→天然素材の匂いがこもることがあります。風通しの良い場所で1〜2日陰干ししてから使うと軽減されます。

Q3:カットがうまくできない
→カッターでは刃が引っかかる場合があるので、ハサミや専用カッターを使うと滑らかにカットできます。

まとめ|自分に合ったコルクマットを選ぼう

コルクマットは、床の保護や快適な生活空間づくりにとても役立つアイテムです。ただし、使用目的や環境に合ったものを選ばないと、せっかく買っても満足できないことがあります。

この記事で紹介したポイントを参考に、厚み・サイズ・加工・安全性などをしっかりチェックすれば、きっと後悔しないコルクマット選びができるはずです。

「自分と家族の生活に合った快適な床環境」を整えるために、ぜひ丁寧に選んでみてください。必要があれば、椅子脚カバーや滑り止めマットなどとの併用も視野に入れると、さらに使い心地がアップします。

この記事を書いた人

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