傷んだ家具脚の修理グッズまとめ【DIY派向け】

長く使っている椅子やテーブルの脚、気づけば欠けている・ぐらついている・塗装がはげているなど、見た目も使い心地も気になる状態に。とはいえ、買い替えるほどではない…そんなときこそDIYで修理してみませんか?
今回は、初心者でも扱いやすく、家具脚の補修に役立つおすすめの修理グッズを用途別にご紹介します。
傷んだ家具脚の修理グッズまとめ【DIY派向け】
1. 木部用パテ(穴・欠けの補修に)
脚先が欠けたりひび割れたりしている場合は、木部用パテでの補修が基本。ペースト状の補修材をヘラで盛って乾燥させ、紙やすりで整えれば、自然な形に戻すことができます。
・乾燥後に塗装やニスが可能
・ホワイト・ナチュラル・ダークなど色展開あり
・小さな欠損やヒビに最適
2. 接着補強用ボンド(ぐらつき防止)
脚と座面・天板の接合部がぐらつく場合は、木工用強力接着剤で再接着がおすすめ。タイトボンド系などの耐久性の高いボンドを使えば、再度しっかり固定できます。Cクランプで圧着しながら乾かすと仕上がりも◎。
・乾燥後も弾力があり丈夫
・ネジ留めしづらい部分に
・無色透明タイプが扱いやすい
3. 補修用タッチアップペン(塗装の剥がれ対策)
家具脚の表面に細かい傷や塗装はげがある場合には、**木部用の補修マーカー(タッチアップペン)**が便利です。木目に馴染むカラーがそろっており、1本あると複数の家具にも対応できます。
・色味の違いが出にくい
・乾燥が速く作業が簡単
・ワックス・ラッカー仕上げ対応品もあり
4. ネジ穴補修材(グラグラするネジの再固定に)
ネジが空回りして固定できない場合には、ネジ穴補修キットや埋め木+ボンドでの再成形が有効です。市販のネジ穴補修パテや、楊枝+木工ボンドといった簡易的な手法でも効果があります。
・接合部がしっかり固定できる
・脚交換時にも使える技
・脚ごと交換しなくても済む
5. 脚部用金属プレート・補強金具
脚が割れてしまった、強度に不安があるときは、L字型の金属プレートや補強用アングル金具を使って外側からしっかり固定するのも一つの手です。木製家具になじみやすい黒やブロンズ色もあります。
・DIY感が出にくいスマートな仕上がり
・家具を買い替えずに延命できる
・ビス固定で耐久性アップ
6. 高さ調整アジャスターでの補修兼補正
脚先がすり減って不安定な場合、アジャスター付きの脚キャップやネジ式アジャスターを取り付けて調整すると、補修と同時に安定性もアップします。片脚だけ補うのにも効果的。
・補修ついでに高さもそろえられる
・床キズ対策にもなる
・工具不要の製品もあり
まとめ
家具脚の傷みは、買い替えの前にちょっとしたDIY修理で蘇らせることができます。パテやボンドでの補強から、塗装のリタッチ、金具による補強まで、目的に応じて道具をそろえれば意外と簡単です。
お気に入りの家具をもう一度きれいに、長く使いたい人は、ぜひ今回ご紹介したアイテムを活用して、DIYでの補修に挑戦してみてください。