畳に優しい椅子・机の脚カバーおすすめ7選【ズレ・凹み防止】

和室での暮らしに欠かせない畳。肌触りがよく見た目も美しい反面、傷つきやすく凹みやすいというデリケートな面もあります。
特に椅子や机といった脚付きの家具は、重みや動作によって畳に跡がついたり、滑って危険な状況を招いたりすることも。こうした問題を防ぐには、家具の脚に合った保護カバーを使うのが効果的です。
今回は、畳との相性が良く、ズレや凹みを防いでくれるおすすめの脚カバー・パッド類を7つ厳選してご紹介します。
畳に優しい椅子・机の脚カバーおすすめ7選【ズレ・凹み防止】
ニット製チェアソックス(滑り止め付き)
椅子脚にすっぽり被せるタイプのチェアソックス。ニットの柔らかさで畳への当たりが優しく、底面にフェルトや滑り止めがついているタイプなら、ズレやすい和室でもしっかり固定できます。
特に座卓や軽い椅子を使っている家庭におすすめ。見た目もかわいらしく、和室の雰囲気になじみます。
シリコンキャップ(柔らかめ)
畳のようなやわらかい床材には、柔軟性のあるシリコンキャップが適しています。脚の形状に合わせてフィットし、接地面が広めのタイプを選べば、圧力を分散して凹みを防止できます。
底面が平らなものや滑りにくい加工がされている製品を選ぶと、さらに安心です。
ゴム製すべり止めパッド(敷くだけ)
家具脚の下に敷くだけで使えるゴム製のパッドは、畳を傷つけずにズレや沈み込みを防げる便利アイテム。粘着なしでもしっかり止まり、定期的に場所を変えたり掃除したりするのにも適しています。
特に重量のある机や棚、食卓用の椅子などには重宝します。
フェルト付き脚カバー(広めの接地面)
フェルト素材は摩擦をやわらげて畳への負荷を軽減するのに効果的です。底面が広い脚カバーであれば、荷重が分散されて凹みにくくなります。
注意点としては、あまり硬すぎるフェルトや接着力が強すぎるものは畳表を傷める可能性があるため、柔らかめのものを選ぶようにしましょう。
キャスター用ストッパー(畳対応タイプ)
キャスター付きの椅子やワゴンは、畳の上で転がすと素材を潰してしまいます。くぼみ付きのストッパーを使えばキャスターを固定し、畳への負担を最小限に抑えられます。
動かす必要がない家具には、キャスター自体を取り外し、固定脚+カバーに変更するのも一案です。
フローリング・畳両対応のアジャスター
畳の上に置く家具は、ちょっとしたガタつきや脚の不均一さが原因で余計な摩擦を生みがちです。高さ調整ができるアジャスターを取り付けることで、家具が水平になり、畳を削るような動きもなくなります。
脚が細い家具や傾斜のある場所でも安定して設置可能です。
部分敷きの保護マット(畳対応)
椅子の脚カバーとあわせて活用したいのが、畳の上に敷く部分マットです。椅子の下や足を置く場所だけをカバーすることで、畳の傷みを防げるうえ、見た目もスッキリします。
透明タイプや和柄の保護マットなら、部屋の雰囲気を損なわず使えます。
まとめ
畳は足触りが心地よい反面、家具の重みや動作で傷んでしまいやすい素材です。しかし、適切な脚カバーや保護グッズを使えば、ズレ・凹み・キズを防いで美しさを保つことができます。
特に和室に椅子や机を置いている場合は、滑りやすさや重さによる負担を意識して対策することが大切です。ご家庭の家具の形状や使い方に合わせて、最適なアイテムを選んでみてください。