100均バスマットは使える?コスパ商品を検証してみた

日用品の宝庫・100円ショップ。中でも人気を集めているのが、「バスマット」。ダイソー、セリア、キャンドゥなどでは、110円〜550円程度で吸水マットや布製バスマット、珪藻土風マットまで販売されており、そのコスパの高さがSNSでも話題です。
でも、実際のところ「100均のバスマットって本当に使えるの?」「安いけどすぐダメになりそう…」と疑問を持つ方も少なくないはず。
この記事では、100均バスマットの種類別に使用感・耐久性・メリット・デメリットを徹底検証し、「おすすめできる人・できない人」までまとめました。
100均で買えるバスマットの主なタイプ
100円ショップでよく見かけるのは、以下の3タイプです。
布製マイクロファイバーマット(110〜220円)
最もポピュラーなタイプ。吸水性があり、ふわっとした踏み心地。サイズはやや小さめ(40×60cm程度)ですが、一人暮らしには十分な大きさです。
珪藻土風マット・吸水シートタイプ(330〜550円)
本物の珪藻土ではなく、ポリウレタンや吸水素材を加工した板状マット。速乾性があり、洗濯不要で繰り返し使えるのがポイント。
タオル地薄手マット(110円)
いわゆる「バスマット型タオル」。吸水性はそこそこありますが、洗濯を重ねるとへたりやすく、滑り止め加工もないためズレやすい傾向にあります。
実際に使ってわかった!100均バスマットのメリット
コスパ最強
とにかく安い!日常的に使う消耗品だから、気軽に交換できるのが最大の魅力です。予備用・洗い替え用・来客用にもぴったり。
意外と吸水性が高い
特にマイクロファイバー製は、価格の割に吸水力がしっかりしており、普通の使用であれば十分対応できます。
洗濯もできる
ほとんどの布製マットはネットに入れて洗濯機で洗えます。耐久性は劣りますが、「短期間で使い切る」と割り切れば清潔に保てます。
デザインが豊富
最近では、100均でもおしゃれなカラーや北欧風の柄が増えており、安っぽく見えない工夫がされています。バスルームの雰囲気に合わせて選べるのも魅力。
デメリットと注意点|ここはチェックしておきたい
サイズが小さい
多くは40×60cm前後と小ぶりなものが多く、家族全員で使うには吸水力が追いつかないことがあります。1人用、または来客用としての使用がおすすめです。
裏面に滑り止めがない場合も
一部の商品では滑り止め加工が施されていないため、フローリングなどでは滑るリスクがあります。購入前に裏面を確認するか、滑り止めシートの併用を。
劣化が早い
洗濯を重ねると、マットがペラペラになったり、毛が抜けたりする場合もあります。100均バスマットは「半年以内の使い切り前提」で考えると◎。
速乾性はタイプによる
マイクロファイバータイプは比較的乾きやすいですが、タオル地やウレタン系は乾きにくくニオイが出やすいことも。こまめな乾燥や交換が必要です。
100均バスマットをおすすめできる人・できない人
こんな人にはおすすめ!
- 一人暮らし・学生・単身赴任の方
- とにかく安く済ませたい人
- 洗い替え用や予備を探している人
- 短期間で使い切ってこまめに交換したい人
こんな人には不向きかも…
- 家族が多く使用頻度が高い家庭
- 子どもや高齢者がいて滑りにくさが重要な人
- しっかりした踏み心地・長持ちする品質を求める人
- デザインと高機能を両立させたい人
100均バスマットを快適に使うコツ
- 2〜3枚購入してローテーション使用する
- 使用後は必ず立てかけて乾かす(湿気がこもりやすいため)
- 滑り止めシートを併用して安全性をアップ
- 3ヶ月〜半年を目安に買い替えることで清潔を保つ
また、100均バスマットは旅行・出張・アウトドア用としても便利です。「捨てても惜しくない」価格だから、サブ用途にも使いやすいのが大きな利点です。
まとめ|100均バスマットは“使いどころ”次第でアリ!
100円ショップのバスマットは、「長期使用」や「高級感のある踏み心地」を求める人には物足りないかもしれませんが、用途を限定すれば非常にコスパの高いアイテムです。
- 一人暮らしの毎日使い
- 洗い替え用や予備としての活用
- 来客時用のサブマット
- 出張・旅行など短期使用
このような使い方なら、110円〜550円という価格以上の価値を発揮してくれます。安くてもしっかり使える。それが100均バスマットの強みです。
迷っている方は、まず1枚試してみてはいかがでしょうか?