バスマットのサイズはどれが正解?使い方に合わせて選ぼう

お風呂上がりの必需品であるバスマット。素材やデザインで選ぶ方は多いですが、意外と見落としがちなのが「サイズ」です。
「思ったより小さくて足がはみ出る…」「大きすぎて洗濯が大変」「洗面所に置いたら圧迫感がある」など、サイズ選びを間違えると快適さや実用性が損なわれてしまいます。
この記事では、バスマットのサイズ展開の基本と、使い方・場所・家族構成に合わせた最適サイズの選び方を詳しく解説します。
目次
バスマットの一般的なサイズ展開
市販されているバスマットは、主に以下のサイズに分類されます。
サイズ分類 | 縦×横(cm)目安 | 用途・特徴 |
---|---|---|
コンパクトサイズ | 約35×50/40×60 | 洗面所や一人暮らしに◎ |
標準サイズ | 約45×65/50×70 | 一般的なバスルームに対応 |
大判サイズ | 約60×90/70×100 | 家族用、ゆとり重視、ホテル風に |
ロングサイズ | 80cm以上の横長タイプ | 洗面台前など2人以上並んで使う場面に便利 |
製品によって若干の差はありますが、「50×70cm前後」が最も流通している“定番サイズ”です。
サイズ別の特徴と選び方のコツ
コンパクトサイズ(35×50/40×60cm前後)
おすすめの場面
- 洗面所やトイレ前などの狭いスペース
- 一人暮らしや省スペース重視の方
- 洗い替えやサブ用としても便利
メリット
- 洗濯しやすく、乾くのも早い
- 小さなスペースに置いても邪魔にならない
- 価格も手ごろなものが多い
注意点
- お風呂上がりに使うには足がはみ出しやすく不便な場合も
- 家族や複数人の使用には吸水量が足りないこともある
標準サイズ(45×65〜50×70cm前後)
おすすめの場面
- 一般的な家庭用バスルームでの使用
- 2〜3人家族の共有使用
- 使い勝手と洗いやすさのバランスを重視する方
メリット
- 足元をしっかりカバーしてくれる安心サイズ
- 洗濯機に入れやすく、お手入れも手軽
- デザイン・素材の種類が最も豊富
注意点
- 広い洗面スペースや高級志向の方にはやや物足りないことも
大判サイズ(60×90cm以上)
おすすめの場面
- 家族が多く連続して使用する場合
- ホテルのような高級感を演出したい方
- ゆとりのある脱衣所・洗面所があるお宅
メリット
- 足を広げても余裕があり、濡れた床を防ぎやすい
- 家族で使っても吸水力・面積ともに十分
- ふかふかの踏み心地で高級感あり
注意点
- 洗濯機に入らないサイズもあるため事前確認を
- 乾くのに時間がかかる素材もある
- 狭い脱衣所には不向きなことも
ロングサイズ・特殊サイズ
おすすめの場面
- 洗面台前で2人並んで使いたいとき
- バリアフリー住宅などで広い床をカバーしたい場合
- 特別なインテリアスタイルに合わせたい方
メリット
- 広範囲をカバーでき、水はねをしっかり防げる
- 空間を区切るような使い方も可能
注意点
- 専用サイズで洗いにくいものもあるため、用途を明確に
家族構成・使用シーン別のサイズ選び
シーン・構成 | 適したサイズ | 理由 |
---|---|---|
一人暮らし・単身 | 40×60cm前後(小) | 場所を取らず、洗濯もしやすい |
夫婦・2人世帯 | 50×70cm前後(標準) | 使用後の濡れも気にならず、取り扱いも楽 |
3〜4人の家族 | 60×90cm以上(大判) | 吸水力・面積ともに余裕があり安心 |
洗面所・トイレ前 | 35×50〜40×60cm | コンパクトで見た目もすっきり |
高級感を出したい | 60×90cm以上+厚手 | 見た目と踏み心地にこだわるなら大判+厚み◎ |
子ども・高齢者用 | 標準 or 小+滑り止め | 足元が安定しやすく、滑りにくさも重視 |
サイズ選びで失敗しないためのチェックポイント
- 設置場所の寸法を測る:マットを敷く場所の横幅・奥行きを事前に測定し、ドアの開閉を妨げないサイズを選びましょう。
- 洗濯機に入るか確認する:大きめのマットは脱水時に偏りやすく、ドラム式ではエラーになることもあります。
- 乾かす場所を確保できるか:厚手&大判サイズは干すスペースも必要。室内干し派の人は速乾タイプがおすすめです。
- 素材と滑り止めの有無をチェック:サイズに関係なく、安全性とお手入れのしやすさは重要ポイントです。
まとめ|サイズで変わるバスマットの快適さ
バスマットは見た目や素材以上に、「サイズ選び」が満足度を左右します。足がはみ出たり、敷いたときに違和感があると、毎日の使い心地に大きく影響します。
- コンパクト重視なら40×60cm前後
- 標準的な使い勝手なら50×70cm
- 家族使用・高級感重視なら60×90cm以上
- 設置場所や洗濯機サイズも要チェック
使用人数・設置場所・生活スタイルに合わせて、あなたにぴったりのバスマットサイズを選んでください。足元から暮らしがもっと快適になります。