珪藻土バスマットは割れる?安全に使うポイント

おしゃれで乾きやすいと人気の珪藻土バスマットですが、「割れる」という口コミを見て購入を迷っている方も少なくありません。実際にどのような理由で割れるのか、どうすれば安全に使えるのかを詳しく解説します。購入前の不安を解消し、長く安心して使えるヒントをお届けします。

KAGUASHI編集部

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目次

珪藻土バスマットが人気の理由

珪藻土バスマットは、自然素材の珪藻土を主成分とした硬質なマットです。表面には無数の微細な孔が空いており、この構造が水分を瞬時に吸収・乾燥させるため、従来のタオル地やマイクロファイバーのバスマットとは一線を画す快適さがあります。

さらに、洗濯の手間が不要でお手入れも簡単。デザイン性も高く、ミニマルなインテリアと相性が良いことから、近年人気が急上昇しています。

割れるのは本当?よくある破損原因

珪藻土バスマットが割れるという話は事実です。陶器のような性質を持つため、衝撃や負荷に弱く、以下のような状況で破損することがあります。

1. 落下や角への衝突
高い場所から落としたり、床に置いたマットの角に足をぶつけたりすると、ヒビが入ったり割れてしまうことがあります。

2. 一点に重みがかかる
体重を片足に集中させたり、子どもが飛び乗ったりすると、一部に圧力が集中し割れるリスクが高まります。

3. 経年劣化
長く使い続けると、内部の水分吸収力が低下したり、目に見えない細かなヒビが蓄積したりして、ある日突然割れるということもあります。

4. 湿気が抜けず内部が弱る
裏面に通気性の悪い素材(床材など)が接している場合、吸った水分が抜けきらずに内部で劣化が進み、割れやすくなることがあります。

安全に使うためのポイント

破損のリスクを減らし、長く安全に使うためには、以下のようなポイントを意識しましょう。

丁寧に扱う
珪藻土マットは一見頑丈そうに見えますが、あくまで「硬くて割れやすい素材」です。持ち運びの際は両手で水平に持ち、無理に片手で持ち上げたり、立てかけて落下させたりしないよう注意しましょう。

使い方に注意する
片足立ちやジャンプは避け、両足で静かに乗るようにします。小さなお子様が遊び道具にしてしまわないように気をつけましょう。

定期的に風通しの良い場所で乾燥させる
使ったあとは立てかけて陰干しを行い、吸った水分をしっかり飛ばしましょう。湿気がこもる場所で使い続けるとカビの原因にもなります。

床との接地面にクッションを使う
床が硬いタイルやコンクリートの場合は、マットの下に薄い滑り止めシートや緩衝シートを敷くと衝撃をやわらげる効果があります。滑り止めにもなるので一石二鳥です。

表面の汚れは優しく取り除く
表面の汚れはやわらかい布や消しゴム、紙やすり(目の細かいもの)などで軽くこすって落とします。水洗いする際は長時間の浸水やゴシゴシ洗いは避けましょう。

割れてしまった場合の対処法

もし割れてしまった場合は、基本的には廃棄するのが望ましいです。割れた断面は鋭利でケガをする恐れがあり、接着剤で補修して再使用するのは安全面からおすすめできません。

また、廃棄の際には、地域のルールに従って「不燃ごみ」や「陶器類」として処分しましょう。珪藻土製品の一部にはアスベストが含まれていたケースも過去にあったため、購入時のパッケージや説明書を確認し、適切な方法で処分するようにしましょう。

安全性が気になるなら「折れないタイプ」も選択肢に

最近では、珪藻土の吸水性を活かしつつ、割れにくい「ソフト珪藻土マット」や「珪藻土配合樹脂マット」といった製品も登場しています。従来の硬質タイプよりも柔軟性があり、子どもや高齢者がいるご家庭でも安心して使えます。

「割れが怖いけど、珪藻土のサラサラ感は捨てがたい」という方には、こうした進化型マットを検討してみるとよいでしょう。

まとめ

珪藻土バスマットは高い吸水性と速乾性、そしておしゃれなデザインで人気ですが、衝撃に弱く割れやすいというデメリットがあります。しかし、丁寧に扱い、使い方やお手入れを工夫すれば、長く快適に使用することが可能です。

割れるリスクを不安に思う方は、より安全性を高めたタイプを選ぶことで、その快適さを安心して楽しむことができます。あなたの暮らしに合った珪藻土バスマットを選んで、快適なバスタイムを手に入れましょう。

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