家具の高さが揃ってない…見た目を整えるかさ上げテクニック

お気に入りの家具を並べたはずなのに、よく見ると「高さがバラバラで見た目がなんとなくチグハグ…」と感じたことはありませんか?
特に複数の収納棚やチェストを並べたり、ソファとサイドテーブルの高さが合わなかったりすると、インテリア全体のバランスが崩れて見えてしまいます。

そんなときに活用できるのが、家具の“かさ上げ”テクニックです。
この記事では、家具の高さを揃えて空間の見た目を整えるための具体的なアイデアや、実践に役立つグッズ・注意点を詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

家具の高さがバラバラだと何が気になる?

見た目に統一感が出ない

家具の高さが揃っていないと、せっかくのインテリアも雑然とした印象に
とくにリビングや寝室など、家具が複数並ぶ空間では、水平ラインが揃っているだけでスッキリ感・清潔感・高級感が一気にアップします。

機能性が落ちる場合も

ソファとサイドテーブルの高さが合わないと物が取りづらかったり、デスクと椅子の高さが合わないと作業がしにくくなったりと、日常の使い勝手にも影響が出ることがあります。

かさ上げで高さを揃えるメリット

家具を買い直さずに見た目を整えられる

「一方の家具だけが5cm低い…」そんなときに便利なのがかさ上げグッズです。
小さな台やスペーサーを使うことで、手軽に高さを合わせることができ、家具の買い替えを避けられます。

インテリアの“水平ライン”が美しくなる

収納棚やテレビボードなど、横に並べる家具の天板が揃っていると、それだけで空間が洗練された印象になります。
特にシンプルモダンや北欧系のインテリアでは、この「ラインの整い」が大きな美観ポイントになります。

床の不陸(ゆがみ)対策にもなる

床にわずかな傾斜がある場合も、かさ上げで高さを微調整すれば、ガタつき防止+見た目の水平感の確保ができます。

高さ調整に使える便利グッズ

アジャスター式(ねじ式)

家具の脚に直接取り付けて高さを微調整できるタイプ。
ミリ単位で高さを整えられるため、並べる家具同士をぴったり揃えたい場合に最適です。
工具が必要なこともありますが、見た目もスマートで目立ちません。

ブロック式かさ上げ台

樹脂製・木製のブロックを脚の下に置く方法。
3cm〜10cm程度の高さ調整に向いており、デザイン付きのものを選べばインテリア性も損ないません。
底面がゴムやフェルト付きのものを選べば、滑り止め効果も期待できます。

フェルト・ゴムパッド(スペーサー)

微妙な高さ差(1〜5mm程度)の調整には、フェルトパッドやゴムスペーサーが有効です。
床の傷防止や静音対策も兼ねて使えるため、1セット持っておくと便利です。

実践アイデア:高さを整えて美しく見せるコツ

1. 家具の天板ラインを揃える

同じシリーズでない家具を並べるときは、天板(上面)の高さが揃っているかを確認しましょう。
視線のラインが合っていると、空間にリズム感が生まれ、インテリア全体のまとまりが格段にアップします。

2. 壁際の収納家具は“並べて使える高さ”に統一

たとえば、幅60cm・高さ85cmのチェストと、幅90cm・高さ80cmのキャビネットを並べるとしたら、5cmのかさ上げで高さを統一するだけで違和感がなくなります。
バランスが良くなれば、上にディスプレイや観葉植物を配置する際にも映える空間に

3. ソファとテーブル、ベッドとナイトテーブルの関係にも注目

リラックススペースにおいては、座面と天板の高さ差が10〜15cm前後が理想的と言われています。
差が大きすぎると物が置きにくく、小さすぎると圧迫感が出てしまうため、かさ上げで理想的なバランスを再現しましょう。

注意点:かさ上げ時に確認しておきたいこと

重心バランスと安全性

高さを上げることで家具の重心が高くなり、不安定になりやすくなるため、特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では注意が必要です。
滑り止め付き・耐震設計のアイテムを選びましょう。

耐荷重の確認

特に大型家具や収納力のある棚にかさ上げを施す場合は、かさ上げグッズの耐荷重を必ず確認しましょう。
耐荷重不足による破損や転倒のリスクを避けるためにも、説明書きやレビューをチェックすることが大切です。

見た目の調和

あまりに目立つかさ上げ台を使うと、かえって浮いて見えることもあります。
色や形状が家具の脚と馴染むようなデザインを選ぶと、自然に美しく高さ調整ができます。

まとめ|高さを整えることで空間が整う

家具の高さを整えることは、見た目の美しさだけでなく、機能性や快適性の向上にもつながります。

  • アジャスターでミリ単位調整
  • ブロックで大幅な高さ差を解消
  • 視線・天板ラインを意識した配置

ほんの数センチの違いが、空間全体の印象を左右することは少なくありません。
ぜひ今日から、お部屋の家具を「高さ」という視点で見直し、美しい暮らしを演出してみてください。

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