100均の玄関マットは使える?実力を徹底検証

玄関マットといえば、一般的には1000円〜3000円程度で購入するのが一般的ですが、近年はダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップでも玄関マットが手に入るようになりました。

「とりあえず安く揃えたい」「一時的に使いたい」「洗い替え用が欲しい」など、さまざまな理由で100均マットを選ぶ方も増えていますが、気になるのはその実力。

「安かろう悪かろう」なのか、「思ったより使える」のか、この記事では100均の玄関マットのメリット・デメリット、機能面・耐久性・おすすめの使い方まで、実際の検証結果をもとに詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


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目次

100均玄関マットの種類とラインナップ

100円ショップで販売されている玄関マットには、以下のようなバリエーションがあります。

  • 室内用のコンパクトマット(40×60cm前後)
  • フェルト素材やポリエステル系の軽量タイプ
  • ゴム製の簡易滑り止めマット
  • インテリアマットと兼用のプリントデザインタイプ
  • 季節イベント用のミニマット(ハロウィン・クリスマスなど)

価格帯は、110円〜330円が中心。中には「ちょっと高見え」するおしゃれな柄や、機能性を意識したものも登場しています。

100均玄関マットのメリット

とにかく安い
最大の魅力はやはり価格。数百円で気軽に買い替えや模様替えができるのは大きな強みです。汚れたら惜しみなく交換できるので、掃除のハードルも下がります。

軽量で扱いやすい
どの商品も非常に軽く、女性や子どもでも手軽に出し入れできます。収納や洗濯もラクなので、洗い替え用としても優秀。

意外とおしゃれなデザインも多い
最近の100円ショップはデザインに力を入れており、シンプルな英字ロゴや北欧風の柄など「これが100円?」と思うような高見えアイテムもあります。

短期利用やサブ用途に便利
一時的に使いたい、来客用だけ準備したい、ペット用の足拭きマットとして活用したいなど、サブ用途にも柔軟に対応できます。

機能面・耐久性はどう?

では、実際の使い心地や性能はどうでしょうか?いくつかの100均玄関マットを使用した結果をまとめると、以下のような特徴が見えてきました。

滑り止め効果は限定的
滑り止め加工がされていない、または非常に弱いタイプが多いため、フローリングの上ではズレやすい傾向があります。別途滑り止めシートを敷くことである程度カバーできます。

吸水・防汚性能は低め
水分や泥をしっかり吸収するという点では、価格なりの限界があります。濡れた靴や泥汚れが多い環境では力不足に感じるかもしれません。

毛足のヘタリは早い
ポリエステルなどの化繊は使い始めは柔らかくても、踏み続けるとすぐにへたってペタンコになります。毎日使う玄関に長期間置くには不向きです。

洗濯耐性は個体差あり
一部は洗濯機OKですが、多くは手洗い推奨。洗うと型崩れしやすく、乾きも遅め。洗って繰り返し使うより、定期的に買い替える前提で考えるのが◎。

100均玄関マットのおすすめの使い方

100均マットは、日常使いというより「特定の目的・場所」で活用すると、そのコスパが活きてきます。

洗い替え用・ローテーション用として
お気に入りのマットと交互に使うことで、湿気対策・カビ防止にもつながります。特に梅雨や冬の時期には重宝します。

ペットの足拭きマットに
玄関でペットの足を拭くための敷きマットとしては最適。毛や水分が付いても気軽に洗えて、消耗しても惜しくない価格です。

靴置き用スペースとして分けて使う
土間部分に「脱いだ靴を置く場所」として敷くことで、メインの玄関マットの汚れを抑えることができます。

季節イベントの装飾用に
ハロウィンやクリスマスなど、短期間だけ雰囲気を変えたいときに便利。ワンポイントとして使えば、玄関がぐっと華やかに。

100均マットを使う際の注意点

  • 滑り止めを別で用意するのがおすすめ
     マットの下に100均で買える滑り止めネットを敷くだけで、格段に安定性がアップします。
  • 厚み・サイズを必ず確認する
     ドアの開閉に干渉しないか、玄関スペースに収まるかをしっかり測ってから購入しましょう。
  • 汚れがひどくなる前に交換を
     安価だからこそ、定期的に新しいものに取り替えるのが清潔を保つコツです。

まとめ

100均の玄関マットは、価格と手軽さを重視する人にとっては「使える」アイテムです。高機能マットのような吸水力や耐久性には及ばないものの、サブ用途や短期利用、デザイン重視の気軽な模様替えにはぴったり。

メインで使う場合には、滑り止めの追加や定期交換など、少しの工夫で快適性をグッと高めることができます。「まずは試してみたい」「汚れても気にせず使いたい」という方には、コスパも満足度も高い選択肢になるでしょう。上手に活用して、自分らしい玄関づくりを楽しんでみてください。

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