子ども用バスマットの選び方と安全面での注意点

小さな子どもがいる家庭では、お風呂上がりの安全対策はとても重要です。特に、濡れた足で滑ってしまったり、冷たい床で転倒したりといったリスクを防ぐためには、子ども専用のバスマット選びが欠かせません。

大人と同じマットを使っていると、サイズや素材が合わずに逆に危険なことも。この記事では、子ども用バスマットの選び方と、安全に使うための注意点について詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

なぜ子ども専用のバスマットが必要なのか?

まず、なぜ子どもに専用のバスマットが必要なのかを確認しておきましょう。

滑りやすい足元を守るため

子どもはまだ体のバランス感覚が不安定なため、お風呂上がりの濡れた足で滑りやすく、転倒しやすい傾向があります。特に床がタイルやクッションフロアの場合、摩擦が少なく、一般的なバスマットでは十分な安全性が確保できないことも。

冷えやすい体を冷たい床から守る

体温調整が未発達な子どもにとって、冬場の冷たい床は体調不良の原因になりかねません。バスマットは、冷気から足元を守る大切なアイテムでもあります。

肌が敏感な子どもへの配慮

子どもの肌は大人よりもデリケート。素材が合わないと、かゆみや湿疹など肌トラブルを引き起こすこともあるため、やさしい素材選びが必要です。

子ども用バスマットの選び方ポイント

子どもに安心して使えるバスマットを選ぶには、以下のような条件を意識しましょう。

滑り止め加工があること

安全性の基本は「滑らないこと」です。裏面にPVC(塩化ビニル)やTPR(熱可塑性ゴム)などの滑り止め加工が施されたマットを選びましょう。小さな力でもズレてしまうマットは事故のもとになります。

クッション性があるもの

柔らかいウレタン素材や、パイル地の厚手マットなど、転んでもクッションになるような厚みがあるものが安心です。お風呂上がりに座って着替える場合にも便利です。

肌に優しい素材

オーガニックコットンやマイクロファイバーなど、肌触りがよく刺激の少ない素材を選びましょう。化学繊維でも、抗菌・防臭加工されているものなら清潔に保てます。

吸水性・速乾性に優れている

足元をすばやく乾かし、マット自体も湿気を溜め込まないような素材が理想です。吸水が悪いマットでは、水がたまりやすく、滑りやすくなる上に雑菌の繁殖リスクも高まります。

洗濯機で洗えるかどうか

子どもが使うマットは汚れやすいため、こまめに洗濯できるタイプが便利です。洗濯機OKで、すぐに乾く軽量タイプを選んでおくと、日々の管理がラクになります。

コンパクトで干しやすいサイズ

脱衣所が狭い家庭も多いため、60×40cm程度のコンパクトなサイズが扱いやすくおすすめです。フックに掛けたり、突っ張り棒に干したりしやすい重さ・厚みかもチェックしましょう。

年齢別のおすすめバスマットタイプ

子どもの年齢や発達段階によっても、適したバスマットのタイプは変わってきます。

乳幼児〜2歳ごろ

まだ立ち上がるのが不安定な時期には、滑り止めが強力なマット+ママ・パパが支えるのが基本です。フロア全体に敷く「お風呂マット」や、吸盤付きのノンスリップマットを併用するのも効果的です。

3〜6歳(未就学児)

自分で着替えや足ふきをするようになるこの時期は、クッション性があり、動いてもズレにくいバスマットを選びましょう。動物柄やキャラクターものなど、楽しみながら使えるデザインもおすすめです。

小学生以上

大人と同じように使うようになったら、シンプルで速乾性に優れた実用的なマットが使いやすくなります。洗濯機で丸洗いできるもの、抗菌・防臭加工されたものなら、思春期のにおい対策にも◎。

使用時の安全面での注意点

バスマットを安全に使うためには、日々の使い方や環境にも注意が必要です。

濡れた床にそのまま置かない

お風呂から出た直後、床に水がたまっている状態でマットを敷くと、滑りやすくなってしまいます。軽く床を拭いてからマットを敷くようにしましょう。

使用後は立てかけて乾燥させる

濡れたまま放置すると、カビやにおい、雑菌の温床に。使い終わったら、フックやスタンドに立てかけて風通しのよい場所で乾かす習慣をつけましょう。

定期的に洗濯・交換する

子ども用マットは想像以上に汚れます。週に1〜2回を目安に洗濯し、滑り止めが劣化したら早めに交換を検討してください。

おすすめの購入先と選び方のコツ

子ども用バスマットは以下のような場所での購入が便利です。

  • ニトリ・無印良品:シンプルで機能的なマットが揃っていて、価格も手ごろ
  • ベビー用品専門店(西松屋・アカチャンホンポなど):安全性に配慮した商品が充実
  • Amazon・楽天:抗菌タイプ、滑り止め付き、キャラクターデザインなど種類豊富。レビューを見ながら選べる

選び方のコツは、「安全」「清潔」「子どもが喜ぶ」をバランスよく満たすこと。高価なものよりも、使いやすさ・洗いやすさを重視するのがポイントです。

まとめ

子ども用バスマットは、転倒防止や冷え対策など、さまざまなリスクから子どもを守る大切なアイテムです。滑り止め付き・クッション性・吸水速乾・肌ざわり・洗濯のしやすさなど、チェックすべきポイントは多いですが、しっかり選べば安心して使い続けられます。

日常的に清潔に保つことも安全への第一歩。お風呂あがりを楽しく、安全に過ごせるよう、家庭に合った一枚を選んでみてください。

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