バスマットの正しい洗い方と干し方|清潔に保つコツ

毎日使うバスマット。濡れた足を乗せるたびに、目には見えない皮脂汚れや湿気がどんどん蓄積されています。「なんとなく臭う」「足元がぺたっとする」「黒ずみが気になる」など、気づいたときには雑菌が繁殖していることも。

衛生的に保つには、正しい洗い方と干し方を習慣にすることが不可欠です。本記事では、素材別の洗濯方法や干し方のポイント、さらに長持ちさせるコツまで詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

バスマットが汚れる原因

バスマットは、濡れた足裏の水分だけでなく、皮脂・垢・髪の毛・石けんカスなど、さまざまな汚れが日々付着しています。とくに以下の条件が重なると、ニオイやカビの原因に。

  • 乾きにくい素材で湿気がこもる
  • 洗濯頻度が少ない
  • 使用後にきちんと干していない
  • 浴室内など通気性の悪い場所で使っている

これらを防ぐには、こまめな洗濯と乾燥の徹底が基本です。

バスマットの洗濯頻度はどれくらいが理想?

衛生面から考えると、布製のバスマットは週に2〜3回の洗濯が理想です。家族が多い家庭では、1日おきに洗ってもよいくらい。梅雨や冬場のように乾きにくい季節は、洗い替え用を2〜3枚用意してローテーションするのがおすすめです。

「見た目がきれいだから」といって洗濯をサボると、雑菌はどんどん増えていきます。定期的に洗うことが清潔への第一歩です。

素材別|バスマットの正しい洗い方

布製(綿・ポリエステル・マイクロファイバーなど)

  1. ゴミ・髪の毛を取り除く
     洗濯前に表面の髪の毛やホコリを掃除機やコロコロで除去。
  2. 洗濯ネットに入れる
     パイルや裏面の滑り止めが傷まないよう、必ずネット使用。
  3. 洗濯機の標準コースで洗う
     洗剤は普段使っている中性洗剤でOK。柔軟剤は使いすぎ注意(吸水性が落ちます)。
  4. 脱水後はすぐに干す
     濡れたまま放置せず、すぐに風通しの良い場所へ。

※裏にゴムがあるタイプは乾燥機NGなことも多いため、必ず洗濯表示を確認しましょう。

珪藻土マット

珪藻土タイプは洗濯できません。以下のお手入れが基本です。

  • 使用後は立てかけて乾燥
  • 週1回は風通しの良い場所で陰干し
  • 吸水力が落ちたら紙やすりで表面を削る

水で洗ったり、洗剤を使うと吸水性が低下するので注意。

正しい干し方のポイント

洗った後のバスマットは、できるだけ早く乾燥させることが最重要です。乾きが悪いと、生乾き臭やカビの原因になります。

  • 風通しの良い場所に吊るす or 立てかける
     バスマットの繊維の奥までしっかり風が通るよう、物干し竿に2つ折りで干すより「M字」や「筒状」にして干すと早く乾きます。
  • 直射日光OK(素材による)
     綿やポリエステルは天日干しで問題ありませんが、色あせが気になる場合は裏返して干すと◎。
  • 乾燥機の使用は素材確認が必要
     ポリエステルやマイクロファイバーは低温乾燥ならOKな場合も。ただし滑り止め素材が熱に弱い場合は避ける。

バスマットを長持ちさせるコツ

  • 複数枚を使ってローテーション
     洗い替えがあると洗濯のタイミングを逃さず、1枚あたりの使用回数が減って長持ちします。
  • 滑り止め部分の劣化に注意
     裏面のラバーは、繰り返しの洗濯や乾燥で劣化しやすいため、ゴムがベタついてきたら交換のサインです。
  • 洗剤残りを防ぐすすぎ重視
     粉末洗剤より液体洗剤、すすぎ1回でOKの製品でも追加すすぎを1回入れると清潔感UP。
  • 月1で重曹や酸素系漂白剤でつけ置き
     洗濯だけでは落ちにくいニオイや菌も、つけ置きでリセットできます。

洗濯できないバスマットの選び方と対処法

洗えない素材(例:珪藻土、樹脂ベースなど)でも、日常の手入れを徹底すれば清潔を保つことは可能です。

  • 使用後は立てかけてしっかり乾かす
  • 週1で陰干し+アルコールスプレーで除菌
  • 汚れが気になるときは、固く絞った布で水拭き
  • 吸水力が落ちたら表面を削って復活させる

※破損や黒ずみが落ちない場合は、寿命と考えて買い替えを。

まとめ|清潔なバスマットは習慣でつくれる

バスマットを清潔に保つために必要なのは、定期的な洗濯と、正しい干し方の習慣化です。見た目がきれいでも、雑菌やカビは蓄積しています。とくに湿度が高い季節や家族の多い家庭では、放置すればするほどニオイや汚れの原因に。

  • 素材に合った洗い方でしっかり洗濯
  • 風通しを意識して早く乾かす
  • ローテーションで使って劣化を防ぐ

この3点を意識すれば、バスマットは清潔に、そして快適に使い続けることができます。今日からできる小さな習慣で、毎日のバスタイムを気持ちよく過ごしましょう。

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