賃貸でも安心!床を傷めないバスマットの選び方

お風呂上がりに必ず使うバスマット。床が濡れるのを防いでくれる便利アイテムですが、実はバスマット自体が原因で床を傷めてしまうこともあるのをご存じですか?

特に賃貸住宅では、フローリングやクッションフロアにシミや変色が残ると退去時に修繕費が発生することも。水分・滑り止めゴム・カビなど、見えないリスクを避けるためには、「床にやさしいバスマット選び」が大切です。

この記事では、賃貸でも安心して使えるバスマットの選び方と、床を傷めないための注意点・おすすめ素材・使用のコツをまとめてご紹介します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


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目次

賃貸でバスマットが床を傷める主な原因

裏面の滑り止めゴムが床に溶ける

ラバー素材の滑り止めが、長時間フローリングや塩ビ床に接触すると**化学反応で変色や跡が残ることがあります。**とくに夏場や湿度の高い環境では要注意。

水分が染みてシミ・膨れの原因に

バスマットの下に水分が溜まると、床に染み込んで黒ずみやフローリングの浮き・変形を引き起こすことがあります。目に見えなくても、長期間放置すればダメージは蓄積します。

カビや雑菌が床に移る

マットが乾きにくい素材の場合、裏面にカビが発生して床に移るケースも。清潔を保つためには、乾燥のしやすさも重要なポイントです。

床を傷めにくいバスマットの選び方

裏面がノンラバー素材 or 滑り止めなし

ラバー・ゴム加工がされていない布製マットを選ぶのが基本。滑り止めが必要な場合は、市販の滑り止めシートを床とマットの間に挟むのがおすすめです。

  • ポリエステル裏地(樹脂不使用)
  • 麻や綿100%の天然素材
  • 滑り止めなしで洗濯しやすいもの

吸水性・速乾性の高い素材を選ぶ

水分が残りにくい=床に水が溜まりにくい、ということ。マイクロファイバーや乾度良好シリーズなど、吸水と速乾を両立した素材は床にもやさしく清潔。

  • マイクロファイバー
  • ポリエステルパイル
  • 吸水速乾+抗菌加工あり

洗濯機で洗えて乾きやすい

こまめに洗える素材を選ぶことで、**雑菌やカビの発生を防ぎ、床との接触も衛生的に保てます。**脱水後に早く乾くかどうかも重要な判断ポイントです。

賃貸で安心して使えるおすすめバスマット

乾度良好 Dナチュレ(滑り止めなし)

吸水力・速乾性ともに優秀で、裏面は滑り止め加工なしのタイプもあり。床を傷めず、しっかり吸水・清潔に使える人気モデル。

価格帯: 約2,000〜3,000円
特徴: 洗濯耐久性も高く、清潔を保ちやすい

無印良品 高密度パイルバスマット

滑り止め加工なし・綿×ポリエステル素材で**床にやさしく、見た目もシンプル。**厚みは控えめながら吸水力は十分で洗濯も簡単。

価格帯: 約1,500円
サイズ: 50×70cmなど

サンデシカ オーガニックコットンマット

裏面がフラットな布仕上げで、**ラバー素材を使っていない自然派マット。**ベビーマットとしても使われるほど肌にやさしく、床への負担も少ない。

価格帯: 約2,000円〜
特徴: 赤ちゃんやペットがいる家庭にも◎

IKEA TOFTBO(トフトボー)+滑り止めパッド

バスマット自体には滑り止めがなく、**専用の滑り止めパッドを併用する設計。**床にラバーが直接触れないため、フローリングにも安心。

価格帯: マット:約1,000円 滑り止めパッド:数百円
特徴: 安価でおしゃれ、複数枚使いにも◎

床を傷めないための使い方のコツ

使用後は必ず立てかけて乾かす

マットの下に湿気がこもるのを防ぐため、使用後はフックや椅子の背に掛けて、裏面までしっかり乾燥させるのが基本です。

同じ場所に敷きっぱなしにしない

長期間同じ位置に敷いておくと、床との接触面が変色しやすくなります。ときどき場所をズラす、ローテーションで複数枚使うなどの工夫で傷みを回避。

定期的に床とマットの掃除を

床の水拭き、マットの洗濯・陰干しをこまめに行うことで、カビや汚れが床に移るのを防ぎ、見えないダメージを回避できます。

滑り止めシートは耐熱・耐湿タイプを

滑り止めシートを使う場合は、**床との化学反応を起こさない素材(PVC不使用やノンラバー)**を選びましょう。

まとめ|“敷くだけ”にしない、安心のバスマット選びを

バスマットは、床を濡らさないための便利アイテムですが、選び方と使い方を間違えると、かえって床にダメージを与えるリスクがあります。

とくに賃貸物件では、退去時の修繕費トラブルにもつながりやすいため、滑り止めの素材や吸水・速乾性に注目して選ぶことが大切です。

  • 裏面がラバー加工でないものを選ぶ
  • 乾きやすく、洗濯できる素材が安心
  • 使用後は立てかけて湿気を逃す
  • 滑り止めが必要な場合は別パーツで対応

安心して使えるバスマットを選び、清潔で傷のない床をキープしましょう。賃貸でも、気軽に快適なバスルームを楽しむことができます。

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