カビが心配…コルクマットの湿気対策とお手入れ法

コルクマットはその断熱性や防音性、ナチュラルな見た目から人気の高い床材です。しかし、天然素材ゆえに「カビが生えるのでは?」「長期間使っても大丈夫?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、コルクマットを清潔に長く使うために必要な湿気対策と正しいお手入れ方法を詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


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目次

コルクマットにカビが生える理由

天然素材であるコルクは、適度な吸湿性を持つ反面、高湿度の環境ではカビの温床になることもあります。特に以下のような条件が揃うと、カビが発生しやすくなります。

  • 湿度が60%以上の状態が続く
  • 部屋の換気が不十分
  • マットの下に水分がこもる(結露や水こぼし)
  • マットと床の間に空気の通り道がない
  • 食べこぼしなどの汚れが放置されている

特に梅雨時や冬場の結露、洗濯物の室内干しをしている場合などは要注意です。

カビを防ぐための湿気対策

日々の使用環境を少し工夫することで、カビのリスクを大幅に軽減できます。

1. 定期的にマットをめくって乾燥させる

週に1回程度を目安に、マットを一度めくり、床と裏面を風に当てて乾燥させることが重要です。湿気がたまりやすい場所(壁際・家具の下など)は重点的に確認しましょう。

2. 部屋の換気・除湿を意識する

窓を開けて風通しを良くするのはもちろん、除湿機やサーキュレーターを使って空気を循環させることも有効です。室内の湿度を50〜60%程度に保つと、カビの発生が抑えられます。

3. マットの下に除湿シートを敷く

湿気が溜まりやすい環境では、市販の除湿シートをコルクマットの下に敷くことで、床との接地面の湿度を抑えられます。防カビ・防虫効果のあるタイプもおすすめです。

4. 部分敷きで風通しを確保する

部屋全体に敷き詰めるよりも、必要な場所だけにコルクマットを部分敷きする方が湿気がこもりにくく、通気性も保てます。特に壁沿いや家具下は敷きすぎないよう注意しましょう。

コルクマットのお手入れ方法

汚れやカビを防ぐために、日常的なお手入れも重要です。

乾拭き・掃除機でほこりを除去

普段の掃除では、乾いた布での拭き取りや、掃除機の弱モードを使ってホコリを吸い取るだけで十分です。繰り返し使用することで、表面のコーティングが摩耗しにくくなります。

水拭きはしっかり乾かす前提で

コルクマットは多少の水拭きにも耐えますが、濡れたまま放置すると裏面や床との接地面に湿気がこもりカビの原因になります。水拭き後はすぐにしっかり乾かしましょう。

食べこぼし・汚れは中性洗剤で部分洗い

飲み物や油分を含んだ食べ物をこぼした場合は、薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、水拭きで仕上げてから十分に乾燥させてください。アルコールや漂白剤の使用は避けましょう。

表面劣化・浮き上がりは早めに交換

表面がめくれてきたり、反りや変色が起きた場合は、その部分だけでも新しいマットに交換するのが衛生的です。ジョイントタイプなら部分的な取り換えも簡単です。

カビが発生してしまったときの対処法

もしカビが発生してしまった場合は、状況に応じて以下のように対応しましょう。

  • 軽度のカビ(表面のみ):アルコールスプレーで拭き取り、陰干しで乾燥
  • 裏面まで広がった場合:マットを廃棄して交換するのがベスト
  • 床までカビが広がった場合:床材に合った方法で清掃(フローリング用洗剤など)

※カビは目に見えない段階でも胞子が残っている場合があります。症状が再発するようであれば、除湿や換気環境の見直しを優先してください。

まとめ|正しい対策とお手入れでコルクマットは長持ちする

コルクマットは快適で機能的なアイテムですが、湿気への配慮と日々のケアを怠ると、カビの原因にもなりかねません。

しかし、今回紹介したような定期的な乾燥・換気・掃除を意識することで、清潔で長く使える環境を維持できます。湿気が気になる季節こそ、しっかりと対策を行い、コルクマット本来の快適さを保ちましょう。

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