玄関マットのサイズ選び|小さすぎ・大きすぎを防ぐコツ

玄関マットを選ぶとき、多くの人がデザインや機能性ばかりに目が行きがちです。しかし実は、「サイズ選び」こそ、快適で美しい玄関をつくるための最重要ポイントのひとつ。

サイズが小さすぎると汚れがカバーしきれず、大きすぎるとドアの開閉を妨げてしまうことも。この記事では、失敗しない玄関マットのサイズ選びのコツと、設置場所別の適切な寸法、注意すべきポイントを詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

なぜサイズ選びが重要なのか?

玄関マットのサイズが合っていないと、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 汚れが取りきれず床がすぐ汚れる
  • マットがズレたり浮き上がってつまずく原因に
  • ドアに引っかかって開閉しにくくなる
  • 見た目のバランスが悪く、インテリアとして不自然

機能性だけでなく、印象にも大きく関わるからこそ、「使いやすく」「美しく見える」サイズ感を意識して選ぶことが大切です。

一般的な玄関マットのサイズ

市販されている玄関マットの多くは、以下のようなサイズが基本です。

  • 小サイズ(約40×60cm):一人暮らしや狭めの玄関向き
  • 中サイズ(約45×75cm):一般家庭で最もよく使われるサイズ
  • 大サイズ(約60×90cm):二世帯住宅や広めの玄関に適した大判タイプ
  • ロングタイプ(60×120cm〜):引き戸玄関や横幅の広い玄関で活躍

この中から、玄関の形状や靴の数、用途に応じて選ぶのが基本です。

失敗しないためのサイズ選びのコツ

玄関の幅と奥行きを計測する

まずは、マットを敷きたい玄関スペースの実寸を測りましょう。土間(靴を脱ぐ床部分)の幅・奥行き・段差の有無などを確認することで、実際に使ったときのイメージがつきやすくなります。

靴が2足以上のるスペースを確保する

マットの上に靴が2〜3足置けると、家族や来客の出入りにも対応しやすくなります。玄関マットはただ踏むだけでなく、靴を仮置きする場所にもなるため、靴幅×2.5〜3程度の長さがあると安心です。

ドアの開閉に干渉しないか確認する

ドアの下に余裕がない場合、厚手のマットは引っかかってしまうことがあります。サイズだけでなく、厚み(高さ)も確認して、薄型タイプやドア前ギリギリに敷かない設置が必要です。

ズレ防止のためのスペースに余裕を持たせる

壁際や玄関框(段差の縁)にぴったり沿わせすぎると、マットがズレたり歪んだりしやすくなります。両側に2〜3cmの余裕をもたせた配置が理想です。

屋外用と室内用で使い分ける場合は連携させる

屋外で泥や水分を落とし、室内用で仕上げ拭きをするなら、それぞれのサイズがバランスよく見えることが大切です。屋外マットはやや小さめでもOKですが、室内マットは靴を脱ぐ動作がスムーズになる広さを意識しましょう。

玄関のタイプ別おすすめサイズ

狭めの玄関・ワンルーム(アパート・マンション)
→ 40×60cm 〜 45×75cm の薄型タイプがおすすめ
省スペースでも圧迫感がなく、見た目もスッキリ

標準的な戸建て玄関
→ 45×75cm 〜 60×90cm
靴2〜3足をカバーしつつ、デザインの選択肢も豊富です

広めの玄関・引き戸玄関
→ 60×90cm 〜 60×120cm以上
横に広がるタイプならマットを2枚並べるのも◎。大きめサイズで高級感も演出できます

屋外ポーチやエントランス用
→ 屋外はやや小さめ(約40×60cm)でもOK。泥落とし用スクレーパータイプが効果的

デザインとのバランスも大切

サイズが合っていても、デザインとのバランスが取れていないと浮いてしまうことも。柄が大きすぎて圧迫感が出る、色が濃すぎて玄関が暗く見えるなど、サイズとデザインはセットで考えましょう。

小さな玄関には無地・淡色系や細かい柄、大きな玄関には大胆なデザインや重厚感のある素材を選ぶと、全体の調和がとりやすくなります。

まとめ

玄関マットのサイズ選びは、見た目のバランスはもちろん、使いやすさ・安全性・清潔さにまで関わるとても大切なポイントです。「なんとなく」で選んでしまうと、小さすぎて意味がない、大きすぎて邪魔になるという失敗にもつながりかねません。

まずは玄関スペースの実寸を測り、靴の数や出入りの動線を意識したうえで、適切なサイズを選びましょう。季節や目的に応じてマットを使い分けると、さらに快適な玄関空間が実現できます。あなたの暮らしにぴったりの玄関マットを、サイズから見直してみませんか?

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