賃貸でもできる!原状回復できるタイルカーペットの貼り方

「フローリングの冷たさや傷が気になる」「インテリアに合った床に模様替えしたい」――そんなときにおすすめなのが「タイルカーペット」。とくに賃貸住宅では原状回復が求められるため、床材選びと貼り方には注意が必要です。

この記事では、賃貸でも安心して使える「原状回復可能なタイルカーペットの貼り方」について、初心者向けにわかりやすく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

賃貸でタイルカーペットを使うメリット

部分交換で長く使える

タイルカーペットは1枚ずつ独立しているため、汚れた部分だけを取り替えることが可能。生活の中で傷や汚れがつきやすい賃貸では、全体を張り替えなくても美観を維持できます。

原状回復がしやすい

接着剤や両面テープを使わずに敷くだけで設置できる吸着タイプや置き敷きタイプであれば、退去時にも床を傷めずにきれいに剥がせます。

遮音・防音・断熱効果もアップ

階下への足音対策や、冷たい床の寒さ対策としても優秀。ペットや小さなお子さまのいる家庭にも適しています。

原状回復できるタイルカーペットの選び方

1. 吸着式 or 置き敷きタイプを選ぶ

  • 吸着式:裏面に滑り止め加工があり、床に吸い付くように密着する
  • 置き敷き式:摩擦や重みでズレにくい構造になっている(特に厚手タイプ)

これらのタイプであれば、接着剤不要で床に糊残りが発生しないため、原状回復に最適です。

2. 裏面がフローリングに対応しているか確認

商品によっては、クッションフロアや畳には対応していても、フローリングでは滑りやすい製品もあります。必ず「フローリング対応」「吸着力あり」と記載された製品を選びましょう。

3. カットしやすい素材を選ぶ

部屋の形に合わせて調整する必要があるため、カッターで簡単に切れる柔軟性のある素材を選ぶと作業がスムーズです。

タイルカーペットの貼り方【手順解説】

用意する道具

  • タイルカーペット(必要枚数)
  • カッター
  • メジャー(メジャー巻き尺)
  • 定規またはスケール
  • チョーク or 養生テープ(ガイド用)

手順1:床の掃除と乾拭き

ホコリやゴミ、皮脂汚れがあると吸着力が弱まります。掃除機と乾拭きで床面をきれいに整えましょう。

手順2:基準線を決めて仮置き

部屋の中心または端から、タイルを並べて仮置きして全体のバランスを確認します。ガイドとしてチョークや養生テープで直線を引くと、歪みなく敷けます。

手順3:順番に貼り付ける

中央から外側に向かって敷いていくと、**ズレが起こりにくく、美しく仕上がります。**隙間や段差がないよう、1枚ずつ丁寧に敷きましょう。

手順4:端の調整・カット

壁際や柱のまわりは、実寸を測ってカッターで切り出す必要があります。定規をあててまっすぐ切ると仕上がりがきれいです。

手順5:全体のズレをチェック

敷き終わったら全体を踏んで、浮きやズレがないか最終確認。必要に応じて微調整しましょう。

原状回復を意識した注意点

接着剤やテープの使用は避ける

原状回復義務がある場合、**強力な粘着テープや両面テープを使うと床を傷つける原因になります。**どうしても動いてしまう場合は、フローリング対応の「はがせる両面テープ」を使うか、重ね敷きで対処しましょう。

長期間敷いた場合は床面の変色に注意

紫外線や湿気の影響で、**タイルカーペットの下の床と周囲で色の差が出ることがあります。**定期的にタイルの位置を入れ替えることで、ムラを最小限に抑えられます。

賃貸契約書を事前に確認

まれに、**タイルカーペットの設置を制限している管理規約や、床材への影響に厳しい物件もあります。**事前に不動産会社や管理会社へ確認しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. 退去時にタイルカーペットを剥がせば原状回復になる?

→基本的にはなります。ただし、床に粘着跡や日焼け跡が残っていないことが前提です。吸着式や置き敷きタイプで、定期的にメンテナンスしていれば問題ありません。

Q. カーペットの上からタイルカーペットを敷いてもいい?

→推奨されません。滑りやすくなったり、段差ができて転倒リスクが高まるためです。既存の床がカーペットの場合は、一度剥がしてから施工するのが理想です。

Q. タイルカーペットがズレるときはどうすればいい?

→**滑り止めネットや薄手の滑り止めマットを併用すると安定します。**また、複数枚を「市松貼り」などで交互に敷くとズレにくくなります。

まとめ:タイルカーペットなら賃貸でも安心の床リフォームが可能

賃貸住宅に住んでいても、貼ってはがせるタイプのタイルカーペットを使えば、床の印象や機能性を簡単にアップデートできます。ポイントは「吸着・置き敷きタイプを選ぶこと」「カッターで加工できる素材を使うこと」「原状回復を意識して粘着剤を使わないこと」。

冷え対策・防音対策・インテリア性を高めたい方は、ぜひこの記事を参考に、安全かつきれいに貼れるタイルカーペット施工に挑戦してみてください。敷くだけで、住まいの快適さがぐっと変わります。

この記事を書いた人

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