足が痛くならないルームスリッパの選び方

室内でリラックスするために欠かせないルームスリッパ。しかし、「長く履いていると足が疲れる」「かかとや土踏まずが痛くなる」「足裏がじんじんする」など、“痛み”に関する悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

実はスリッパ選びを間違えると、足への負担が蓄積し、膝や腰にも影響することがあります。この記事では、「足が痛くならない」ルームスリッパの選び方を徹底解説し、足裏の疲れや痛みを軽減する快適スリッパもご紹介します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

なぜスリッパで足が痛くなるの?

1. クッション性の不足

床の硬さを直接感じてしまうような薄いスリッパは、足裏やかかとへの衝撃が強くなり、疲労や痛みの原因になります。

2. サイズが合っていない

小さすぎると足が圧迫され、大きすぎると歩行時に足を固定できずに力が分散されてしまい、筋肉に余計な負担がかかります。

3. 足裏のアーチを支えられていない

人間の足裏には3つのアーチがありますが、それを支えない平らなスリッパは、土踏まずの痛みや足底筋膜炎の原因になりやすいです。

4. 長時間の使用を想定していない構造

来客用や季節限定のスリッパなどは、短時間の使用を前提に設計されているものも多く、日常的な長時間使用には不向きな場合があります。


足が痛くならないスリッパ選び5つのポイント

1. クッション性があるインソールを選ぶ

低反発・高反発・多層構造など、厚みと弾力のある中敷きは衝撃を吸収し、足への負担を減らしてくれます。

おすすめキーワード:

  • 低反発インソール
  • 高反発ウレタン
  • 多層クッション構造
  • ジェル入り中敷き

2. 足裏のアーチをサポートする形状

足裏に沿ったカーブ設計のスリッパや、土踏まずに盛り上がりのあるインソールはアーチを支える効果があり、疲れにくいです。

見極めポイント:

  • 土踏まずに盛り上がりがあるか
  • 「足底アーチサポート」などの記載があるか

3. かかとに厚みがあるものを選ぶ

歩行時に最も衝撃がかかるかかとは、厚み・弾力・着地の安定感が大切。高反発素材を使っているものや、ヒール部分に重点を置いた設計がおすすめです。

4. フィット感のある形状を選ぶ

甲が深く覆われていたり、かかと付きのルームシューズ型なら、足がズレにくく余計な力が入らないため、疲れにくい構造になります。

5. 室内環境・用途に合ったソールを選ぶ

  • フローリング → 滑り止め+クッション性のあるソール
  • 畳やカーペット → 柔らかい素材のソールでも可
  • キッチン・洗面所 → 滑り止め+防水仕様も考慮

足が痛くならない!おすすめルームスリッパ7選

1. 無印良品 ウレタン入りスリッパ

高密度ウレタンを使った中敷きで、しっかりと足裏にフィット。厚みのあるインソールがクッション性に優れ、長時間履いても疲れにくい設計。

2. SUBU 冬のサンダル

中綿+ソフトソールでふんわりと包み込まれる履き心地。歩行時の衝撃も吸収してくれるため、冬の長時間使用におすすめ。

3. ニトリ 高反発クッションスリッパ

高反発ウレタンをインソールに使用し、足への負担を大きく軽減。かかと部分にも厚みがあり、階段の昇降でも安定感があります。

4. RegettaCanoe(リゲッタカヌー) ルームシューズ

足裏アーチをしっかり支える構造が特徴のリゲッタシリーズ。サンダル型のルームスリッパもあり、立ち仕事の多い方にも◎。

5. BIRKENSTOCK ZERMATT(ビルケンシュトック)

土踏まずサポートがしっかりしたインソール構造。フェルトウールで包み込むような履き心地。長く使いたい方におすすめ。

6. L.L.Bean フェルトスリッパモカシン

厚手のアウトソールと中綿で、足裏の衝撃をしっかり吸収。かかとまで覆う構造でフィット感が高く、冷え性対策にも。

7. MIZUNO ルームシューズ

スポーツブランドならではの衝撃吸収設計。体重をかけても沈みすぎず、歩きやすさ+疲れにくさを兼ね備えた一足。


足の痛みを予防する+αの工夫

  • 履き替え用を2〜3足用意してローテーションする
  • 足のサイズに合ったスリッパを選ぶ(S/M/L展開を確認)
  • 裸足で履くか靴下を履くかに合わせて選ぶ
  • 長時間立ち作業の場合は、マットと併用もおすすめ

まとめ|快適な毎日は足元から

足が痛くならないルームスリッパを選ぶには、見た目だけでなく**「中身の構造」や「履き心地」をしっかりチェックすることが大切**です。

  • クッション性
  • アーチサポート
  • フィット感
  • 用途に合わせた底材

毎日履くスリッパだからこそ、少しこだわるだけで足元の快適さがまったく変わります。足の疲れや痛みに悩んでいる方は、ぜひ今日から“正しいスリッパ選び”を始めてみてください。

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