コルクマットがズレるときの対処法&おすすめ固定アイテム

ナチュラルな風合いと快適な踏み心地で人気のコルクマット。しかし、実際に敷いてみると「ちょっと歩いただけでズレる」「掃除機をかけると動いてしまう」といった悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

特にジョイント式のコルクマットや、ワンポイントで敷く小さいサイズのものは、滑りやすいフローリングの上だと安定感がなくストレスになることもあります。

この記事では、コルクマットがズレる原因とその対処法、おすすめの固定アイテムについて詳しく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

コルクマットがズレやすくなる3つの原因

まずは、なぜコルクマットがズレてしまうのかを理解することが大切です。

1. フローリングの滑りやすさ

最も多い原因が、床面との摩擦の少なさです。ツルツルしたフローリングの上では、マットが滑りやすく、特に子どもやペットが走り回る家庭ではすぐに位置がずれてしまいます。

2. 薄手のマットや軽量タイプ

厚みが5mm未満のマットや、軽量設計のものは床に密着しづらく、踏み込んだときにズレやすくなる傾向があります。特に端だけが浮いているような設置方法だと、ズレの原因になります。

3. マット同士の連結が甘い

ジョイントタイプのマットは、つなぎ目のかみ合わせが緩くなってくると、一枚ごとに動いてしまうことがあります。部分敷きや中途半端な敷き方もズレやすさの要因です。

ズレを防ぐための基本対処法

ズレにくい環境を作るには、いくつかの工夫が効果的です。

1. 隅を家具の下に差し込む

マットの端を棚やテーブルの脚の下にわずかに入れることで、動きを大きく抑えることができます。滑りやすい場所ほど、このような「固定点」を作ることが効果的です。

2. 壁面や角に沿って敷く

部屋の角や壁沿いに沿ってマットを配置すれば、人の動きによるズレを最小限に抑えられます。部屋の中央にポツンと敷くよりも、安定感が増します。

3. 床を一度しっかり拭く

設置前に床のホコリや油分を拭き取ることで、コルクの裏面との摩擦が増し、滑りにくくなることがあります。アルコールシートや乾拭きが有効です。

ズレ防止に役立つおすすめアイテム

手軽に使える「滑り止め」アイテムを活用することで、ズレは大幅に軽減できます。

滑り止めシート

もっとも手軽な方法が、コルクマットの下に滑り止めシートを敷くことです。網目状やウレタン素材のシートは、摩擦力を高めてマットをしっかり固定してくれます。

  • 必要な大きさにハサミでカット可能
  • 一度敷いても何度でも貼り替えできる
  • 洗って繰り返し使えるタイプもある

敷き詰めたマット全体の下に敷く必要はなく、ズレやすい端の部分だけに使っても十分な効果が得られます。

両面滑り止めテープ

ズレがひどい場合は、床とマットの両方に対応した滑り止めテープを使うのもおすすめです。

  • はがし跡が残りにくい再剥離タイプを選ぶと安心
  • 幅広タイプは広範囲をしっかり固定可能
  • ジョイント部に貼れば連結も補強できる

ただし、フローリングとの相性によっては粘着跡や色移りの心配があるため、テストしてから使うのがベターです。

コーナーガードやフチ止め

ジョイント式のコルクマットなら、専用のフチ止めパーツやコーナーガードを取り付けると、動きにくくなり見た目もすっきりします。

  • 段差がなくなり、つまずき防止にもつながる
  • 掃除機が引っかかりにくくなる
  • マット全体の安定性が向上

特に子ども部屋やペットのいる家庭では、フチ止めパーツが大きな役割を果たします。

コルクマットをズレにくくする選び方のポイント

新たにコルクマットを選ぶ場合は、最初からズレにくいタイプを選ぶのも大切なポイントです。

  • 裏面に滑り止め加工が施されているものを選ぶ
  • 厚みが8mm以上あり、重さがある製品はズレにくい
  • ワンピースタイプ(1枚もの)ならズレにくさ抜群

また、部屋全体に敷き詰めることで、マット同士が互いに支え合いズレにくくなるという効果もあります。

まとめ|一工夫で快適に。ズレ対策は誰でもできる

コルクマットがズレるのは、素材の特性や設置環境に起因する“ちょっとしたこと”が原因です。しかし、少しの対策や固定アイテムの導入で、そのストレスは大きく軽減できます。

家族の安全や快適性のためにも、動かないコルクマット環境を整えて、より安心な暮らしを実現しましょう。日常のイライラを解消するための第一歩は、足元から始めてみるのがおすすめです。

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