キッチンにジョイントマットはアリ?滑り止めや汚れ対策に注目

キッチンは毎日使う場所だけに、快適さや安全性がとても大切です。特に水や油が飛び散りやすく、足元が滑りやすくなることも少なくありません。そこで注目されているのが「ジョイントマット」の活用です。
クッション性のあるジョイントマットは、長時間の立ち作業を楽にするだけでなく、滑り止めや汚れ対策にも効果的。この記事では、キッチンにジョイントマットを敷くメリットと、選び方のポイント、注意点まで詳しくご紹介します。
ジョイントマットはキッチンに適している?
結論から言えば、ジョイントマットはキッチンに“アリ”な選択肢です。ただし、素材や厚み、掃除のしやすさなど、目的に応じた商品を選ぶことが重要です。
以下にキッチン使用時のメリットを整理してみましょう。
キッチンにジョイントマットを敷くメリット
1. 滑り止め効果で安全性が向上
水や油で床が滑りやすくなるキッチンでは、転倒リスクがつきもの。ジョイントマットは表面に凹凸があるものが多く、足元のグリップ力が増すため、滑りにくくなります。
特に小さなお子様や高齢の家族がいる家庭では、事故防止として大きな効果を発揮します。
2. クッション性で足腰の負担を軽減
キッチンでの料理や洗い物は、意外と長時間の立ち仕事になります。硬い床のままだと足裏や腰に負担がかかりますが、ジョイントマットを敷くことで衝撃を和らげ、身体への負担が軽減されます。
調理中の「立ち疲れ」が気になる方には特におすすめです。
3. 汚れても部分交換&お手入れが簡単
ジョイントマットは汚れた部分だけを外して洗えるのが大きな魅力です。全体を洗う必要がなく、調理中の食材や調味料の飛び散りにも柔軟に対応できます。
特に撥水加工や防汚加工がされたタイプなら、サッと拭き取るだけでキレイを保てます。
4. 防音・断熱効果も期待できる
階下に音が響きやすい集合住宅では、防音目的での使用も効果的です。また、冬場は冷たい床からの冷気を防ぐ断熱材としても活躍します。
キッチン用ジョイントマットの選び方
素材は「撥水性」が第一
キッチンでは水濡れや油汚れが避けられないため、EVA樹脂やPE素材など、撥水性に優れたタイプを選ぶのが基本です。表面がさらっとしていて拭き取りやすい加工のものが理想です。
布張りタイプやコルク系は水分を吸収しやすいため、キッチンにはあまり向いていません。
厚みは薄め〜中厚程度がおすすめ
厚すぎるマットは段差ができてつまずく原因になったり、冷蔵庫や食器棚の開閉に支障をきたすこともあります。キッチンでの使用には、5〜10mm程度の厚みが扱いやすくおすすめです。
色は「汚れが目立ちにくい」ものを
ベージュやグレー系など、油汚れや水シミが目立ちにくいカラーを選ぶことで、日常的な使用でもストレスが少なくなります。
また、木目調やタイル調などのデザインマットは、インテリアにも馴染みやすく、おしゃれなキッチン空間を演出できます。
サイズは部分敷きでもOK
キッチン全体に敷き詰めなくても、調理スペースやシンク前だけなど必要な場所に部分敷きするだけでも十分な効果があります。狭い範囲に使うなら、カットしやすいマットを選ぶと便利です。
キッチンに敷く際の注意点
隙間に水が入り込まないように注意
ジョイントマットのつなぎ目から水や油が染み込むと、カビや臭いの原因になることがあります。マットを敷いたあとは、こまめに隙間の汚れをチェックしましょう。
できればフチ付きのタイプや、表面加工が施されたつなぎ目の少ないタイプを選ぶと安心です。
火気の近くでは使用を避ける
ガスコンロのすぐ近くなど、火元周辺はマットが溶ける危険があるため、敷くのを控えるか、十分に距離を取るようにしてください。
定期的な掃除・メンテナンスを忘れずに
食材のカスや調味料がマットの隙間に入りやすいため、定期的にはマットを外して掃除することが清潔を保つコツです。
まとめ|ジョイントマットはキッチンでも大活躍
ジョイントマットは、滑り止め・クッション性・防音・断熱・汚れ対策など、キッチンに必要な機能をしっかり備えた便利なアイテムです。
敷き詰め方や素材選びに注意すれば、梅雨時や冬場でも快適な足元環境をつくることができます。家事のストレスを減らし、快適なキッチン時間を過ごすためにも、ぜひあなたのキッチンにもジョイントマットを取り入れてみてください。