コルクマットの掃除はどうする?ラクにキレイを保つ方法

ナチュラルな見た目と快適な踏み心地で人気のコルクマットですが、いざ敷いてみると「掃除ってどうすればいいの?」「水に弱いって聞くけど大丈夫?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コルクマットの掃除方法や汚れにくくする工夫、おすすめのメンテナンス頻度などを詳しくご紹介します。正しいお手入れで、コルクマットを長く清潔に保ちましょう。

KAGUASHI編集部

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目次

コルクマットの素材の特性を知っておこう

まずは、コルクマットの素材について簡単に理解しておきましょう。

コルクマットは、天然のコルク樹皮を細かく砕いて圧縮し、樹脂などで加工した素材です。中にはEVA樹脂やPE素材をベースにしているものもあり、表面はやや水に強いものの、過度な水分には弱いという特徴があります。

そのため、「乾拭きや固く絞った雑巾での掃除」が基本となります。

日常的なお手入れは「乾拭き+掃除機」で十分

毎日行う必要はありませんが、週に2〜3回程度の軽い掃除で十分キレイを保てます。

掃除機でほこりを吸い取る

ジョイント部の隙間や表面にたまったほこりは、ヘッドブラシを使って掃除機で吸い取るのが基本です。特に毛足の長いラグなどと比べると、コルクマットはほこりが目立ちにくいため、油断しがちですが、定期的に掃除しておくことで衛生的な状態を保てます。

乾いたマイクロファイバークロスで拭く

掃除機の後に、乾いたクロスで軽く拭きあげると、皮脂汚れや表面のくすみも落ちてより清潔に。水拭きの前に一度乾拭きすることで、ほこりを巻き込まずにきれいに仕上がります。

食べこぼしや液体汚れは早めに対処

コルクマットの弱点は「水分」です。特に天然コルクを使用している場合、長時間濡れたまま放置すると変色や劣化の原因になります。

食べこぼしやジュースなどの液体がこぼれたら、以下のように対処しましょう。

  1. すぐに乾いた布で吸い取る
  2. 軽く固く絞った雑巾で水拭きする
  3. しっかり乾いたタオルで仕上げ拭き
  4. 必要に応じてドライヤーの冷風で乾燥させる

濡れた部分をそのまま放置すると、カビやニオイの原因になるので注意が必要です。

落ちにくい汚れには中性洗剤を

クレヨンや油汚れなど、乾拭きだけでは落ちない場合は、中性洗剤を薄めた液で部分的に拭くと効果的です。

ポイントは「こすらず、やさしく拭く」こと。研磨剤入りのクリーナーや漂白剤は使わないようにしましょう。変色や表面の劣化を招く可能性があります。

使う道具も、硬いスポンジやブラシではなく、柔らかい布やスポンジがベターです。

除菌したいときはアルコール対応製品か確認を

最近では、衛生面を考慮してアルコール除菌シートで拭きたいという方も増えています。ただし、コルクマットの中にはアルコールに弱い素材もあるため、事前に製品表示を確認することが大切です。

アルコール対応と明記されていれば、除菌用シートやスプレーを使って定期的に清掃できます。小さな子どもやペットがいる家庭では、衛生面を保ちたい時に便利です。

カビ・臭い対策には「風通しと定期チェック」

湿気の多い季節や床下からの結露などが原因で、カビが発生することもあります。そうしたトラブルを防ぐには、床とマットの間に湿気がこもらないようにすることが大切です。

対策のポイント

  • 週に1度、マットをめくって乾燥させる
  • 除湿剤や除湿シートを併用する
  • 家具の下はときどきずらして風通しをよくする

嫌な臭いが出た場合は、重曹を少し振りかけて掃除機で吸い取る方法も有効です。

ジョイントマットタイプは「外して洗える」利点あり

コルクマットの多くはジョイント式になっており、部分的に取り外して掃除が可能です。

  • 汚れたパーツだけ外して洗える
  • 天日干しで乾燥・除菌ができる
  • 摩耗や劣化がある部分だけ取り替えられる

こうした特徴を活かすことで、全体を買い替えることなく、部分メンテナンスで長持ちさせることができます。

長く使うための掃除・お手入れのコツまとめ

  1. 日常は乾拭きと掃除機でOK
  2. 水や油の汚れは早めに処理する
  3. 中性洗剤やアルコール使用は製品の仕様を確認
  4. 定期的な乾燥と風通しでカビ対策
  5. パーツ交換や天日干しで清潔さを保つ

このように、難しそうに見えるコルクマットの掃除も、実はポイントを押さえれば簡単です。適切なケアを続ければ、見た目も機能性も長くキープできます

清潔で快適な床環境を維持するために、今日からできる小さなお手入れを始めてみませんか?

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